2018年1月にイタリアの名門インテルから、トルコのガラタサライに移籍した長友佑都選手が2019-20シーズンをもって契約満了を迎えました。
長友選手と言えばどのチームに移籍しても同僚の選手やサポーターから愛され、その日本人離れしたコミュニケーション能力が有名ですね。
今回のガラタサライ退団でも、チームの公式Twitterで↓↓↓このような動画で送られるなど、いかに長友選手が愛されていたかが伝わってきますね。
https://twitter.com/GalatasaraySK/status/1278776082129391617
長友選手も最後の練習後のインタビューで号泣する姿を見せました。
これほど、どのチームでも相思相愛の関係を築ける選手も珍しいですよね。
この記事では、そんな長友佑都選手の愛されエピソードや、家族への想いや愛妻家としてのエピソードなどを紹介します。
プロフィール
長友佑都(ながともゆうと)
- 生年月日 : 1986年9月12日
- 出身地 : 愛媛県西条市
- ポジション : SB,WB,SH
- 利き足 : 右足
- 血液型 :
- 妻 : 平愛梨
目次
長友佑都選手の愛されエピソード
チェゼーナ時代
長友選手は2010年7月にFC東京からイタリアのチェゼーナへの移籍が決定しました。
その後2011年冬に移籍市場でインテルへ移籍したので、チェゼーナでの在籍期間は半年ほどでした。
たった半年ほではありましたが、長友選手はその期間、全試合にフル出場を果たし、チームに貢献しました。
プレー面での活躍はもちろんですが、長友選手はこの短期間で、チームメイト、監督、サポーターの信頼も獲得したのです。
当時の強化部長からは“とても良いプレーを続けており、人間的にも素晴らしくロッカールームを団結させる存在だ”と評価しています。
たった半年ほど在籍した外国人選手がロッカールームを団結させる存在と評され、ムードメイカーになると考えたらやはりずば抜けたコミュ力の持ち主ということが解りますよね。
さらに長友選手がインテルに移籍した後、チェゼーナと対戦した際にはサポーターから「佑都」コールがあがるなど、僅か半年の在籍で良好な関係を築きました。
悪童カッサーノ・人格者サネッティらと親交を深めたインテル時代
イタリアの名門インテルミラノへ移籍してもそのコミュ力を発揮します。
スナイデル、グリアン、イカルディなど多くの選手と親交を深めたようです。
遠征でのホテルの部屋割りの際には長友選手と同室になりたいという希望が殺到したようです。
中でも、悪童と呼ばれるカッサーノ、人格者として知られるサネッティ両選手と良好な関係を築いているのは驚きですね。
言うなれば、転校生が、転校早々にクラス1のヤンキーとも学級委員とも親友になったというようなものです(笑)
そう考えると長友選手のコミュ力の凄さがお判りいただけるのではないでしょうか。
長友選手が愛されていたことは話題になった“お辞儀ポーズ”からもわかります。
長友選手が得点した際に披露していた“お辞儀ポーズ”ですが、認知されるにつれ、長友選手が活躍するとチームメイトが輪になってお辞儀ポーズを見せることもありました。
また長友選手がお辞儀をすると、サポーターがお辞儀で応えるなどチーム・サポーターの間にすっかり浸透していきました。
個人的にはスポーツは違いますが、日本プロ野球界でファンの間から絶大な人気を得た、現・横浜DeNAベイスターズ監督のラミレス監督の現役時代と重なるイメージです。
ガラタサライ時代
ガラタサライへ移籍してもその愛されキャラは健在でした。
長友選手は期限付き移籍でガラタサライへ入団し、その後完全移籍を果たしました。
完全移籍が決まると、クラブは公式Twitterで茶目っ気のあるイラストとともに歓迎の言葉をツイートしました。
https://twitter.com/GalatasaraySK/status/1013003275451490304
また、ガラタサライの選手も得点を決めると長友選手に近寄り、お辞儀ポーズを披露してくれる場面もありました。
最近では登録メンバーに入れない状態が続き、出場機会を求めてガラタサライ退団を決めた長友選手に、冒頭で紹介した動画を送るなど、長友選手がどれだけ愛されていたかが伝わりますよね。
長友佑都選手の母への想い
長友選手の人柄を語る上で、母親との関係は欠かせません。
長友選手のご両親は長友選手が小学校3年生の時に離婚され、それ以来、母親が女手一つで3人兄弟を育て上げました。
金銭的にも裕福ではなかったはずですが、長友選手が進学してサッカーを続けるため、自らは多くの我慢をし、生命保険にも入り、まさに命がけで子育てをしてきたのだそうです。
その母親への感謝の気持ちが長友選手の原動力となっているようですね。
母子家庭の大変さや、厳しさを知る長友選手は2020年、新型コロナウイルスで日本も大きな影響を受けると、母子家庭を支援するプロジェクトを立ち上げました。
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個人的には“コミュ力”とは優しさとともにあるものだと思っています。
長友選手がどこへ行っても愛されるようなったのは、愛情こめて育ててくれた母親の影響も大きいのではないでしょうか。
長友佑都選手の愛妻家エピソード
2017年に女優・タレントの平愛梨さんと結婚した長友選手ですが、お二人の仲良しエピソードはよく目にしますね。
結婚前に、二人の交際報道が世に出たときには、長友選手は交際を認め、“(平愛梨さんは)自分自身にとって大切な人。『アモーレ』ですね。イタリア語で『愛する人』という意味です。”と発言しました。
『アモーレ』という言葉はブームとなり、2016年の新語・流行語大賞のトップ10入りを果たしました。
最近では、妻・愛梨さんの考案した美ボディダンスを息子さんを含めた3人で披露している動画を、自身のYouTubeチャンネルで公開し、多くの反響を呼びました。
2020年の結婚記念日にはタキシード・ウエディングドレス姿で見つめ合う写真をインスタで公開するなど、二人のラブラブっぷりは、俗に言う『結婚3年目の危機』なんて言葉は一切寄せ付けないようですね。
まとめ
以上、コミュ力お化けで知られる長友佑都選手の人柄がわかるエピソードを中心に紹介してきました。
どこへ行っても愛されてしまうこのコミュ力は長友選手の才能の一つと言えますよね。
プレーでも人柄でも認められる選手はそんなに大勢はいないでしょう。
選手としては高齢となってきた長友選手ですが、まだまだ活躍する姿、チームメイトやサポーターと戯れる姿を見せてほしいですね。