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藤浪晋太郎投手の不調の原因はイップスなのか?そもそもイップスって何?復活の鍵は?

日本のプロ野球界の成功者の辿る道といえば、

甲子園での活躍からのドラフトで複数指名、鳴り物入りでプロデビュー…

というのが王道ルートですよね。

2012年、大阪桐蔭で春夏甲子園連覇を果たし、

4球団から指名を受けた後、阪神タイガーズに入団したのが藤浪晋太郎投手です。

プロ入団後も数年は破竹の勢いを見せていた藤浪投手でしたが、

プロ入り4年目を境に、四球・死球が増えるなど制球難に苦しむようになります。

メディア等では「イップス」ではないかと騒がれました。

この記事では、

藤浪晋太郎投手の不調の原因は「イップス」なのか?

そもそも「イップス」って何?

について解説していきます。

確かに最近、イップスって聞くけど、詳しく知らないな
また全盛期時代の藤浪投手のピッチングを見たい!

プロ入団後も圧巻の活躍を魅せていた藤浪晋太郎投手の不調

プロ入り後も藤浪投手の勢いは衰えをしりません。

プロ1年目から10勝をあげ2桁勝利を記録すると、

入団から3年連続で2桁勝利を維持します。

新人からの3年連続2桁勝利は“平成の怪物”松坂大輔投手以来の記録となりました。

球団記録だと、1967年入団の江夏豊投手まで遡ることになります。

この記録だけを見ても藤浪投手の活躍がいかに凄かったのかがわかりますよね。

藤浪投手の更なる活躍に、阪神ファンは期待を抱き、

他チームファンは恐れを感じていたでしょう。

しかし、翌年2016年から長い長い不調に陥ることとなります。

2016年7勝11敗・2017年3勝5敗・2018年5勝3敗…

そしてついに2019年は未勝利に終わってしまいます。

さらに、藤浪投手の不調と合わせて言われているのが、

右打者に対する四球が多いということです。

もともと球は荒れる傾向はありましたが、

その荒さ故に打者は的を絞れず打ちづらいという魅力もありました。

しかし、不調に悩む2017年には死球率1,220(9回投げて1,22回の死球)という数字を残してしまい、

対戦相手も藤浪投手の死球を恐れ対戦時には左打者を揃えるといった対策までとられました。

2020年には読売巨人軍の公式Twitterに試合前の円陣の様子がアップされましたが、

そこで、

「藤浪さんに当てられる前にバットに当てて…」

と藤浪投手の死球を揶揄するような音声が入っており、大きな物議をかもしました。

こういった周囲の声が藤浪投手をさらに追い込む結果となったのかもしれませんね。

藤浪晋太郎投手の不調は“イップス”が原因なの?

この藤浪投手の不調、死球の増加はイップスが原因だと言われています。

さらには、黒田博樹選手への死球の際、黒田選手に恫喝されたことがきっかけだという噂まで広がっています。

落合博満氏桑田真澄氏など、野球の専門家の中には、

藤浪投手の不調・死球の多さを“技術不足”と指摘する声もあります。

一方で心理学的に見れば藤浪晋太郎投手はイップスであるという見方が一般的と言わざるを得ないでしょう。

それでは、そもそも“イップス”とは何なのでしょう?

イップス

イップスとはもともとゴルフの世界で使われてきた言葉です。

精神的な原因で、筋肉が硬直するなどして、

普段なら絶対外さないようなパッティングが入らなくなる、

さらに症状が重い場合、腕が硬直し動かなくなってしまったりもします。

現在ではゴルフに限らず、野球の投球や送球、サッカーのPKなどでも用いられる言葉となっています。

主に狙った所に打つ、投げる、蹴るなど精神的集中が必要な場面で見られる症状であり、

心の風邪とも呼ばれています。

ちなみに、“イップス”は医学用語ではありません。

実際このイップスに苦しんだ野球選手もたくさんいます。

イチロー選手は高校時代、先輩に対して投球する恐怖からイップスになってしまったと告白しています。

さらに、イップスが治ったのはプロに入ってからだとも述べています。

他にも岩本勉投手内川聖一選手松井稼頭央選手など名だたる選手がイップスを経験しています。

イップスは珍しい病気ではなく誰もがかかりうる病気なのです。

以上の事を見ても藤浪投手の状態はイップスに当てはまっちゃう気がしますよね。

藤浪晋太郎本人は自身がイップスであることを認めてはいません。

しかし、やはり専門家の目や、客観的にファンの目には藤浪晋太郎投手はイップスだと映ってしまうでしょう。

藤浪晋太郎投手復活の鍵は?

イップスの説明でも述べたとおり、イップスとは医学用語ではありません。

さらに言えば、医学的根拠がないので明確な治療法というものもないのです。

ただ、広くイップスに効果的な克服方法として

・小さな成功体験を積み重ね精神的に回復をする

・ミスを小さくするため繰り返し練習して技術を高める

・気分転換する

などがあげられます。

これは藤浪投手の死球が技術不足だったとしても有効な克服方法と言えますよね。

藤浪投手自身はイップスだと言われ不本意かもしれません。

実際にイップスではないのかもしれません。

しかし、イップスの治療法は現在の藤浪投手に好影響をもたらす可能性はあるのではないでしょうか。

藤浪晋太郎投手、復活の兆し!

シーズンも藤浪投手にとっては厳しいスタートとなりました。

序盤は感染症に感染や遅刻のペナルティなどで2軍でのプレーとなりました。

7月に1軍復帰を果たし、8月21日には692日ぶりとなる白星をあげるも、波には乗り切れません。

9月5日の巨人戦では球団ワーストの11失点を喫するなど不調が続き再び2軍降格となります。

9月下旬に1軍復帰を果たしますが、ここから藤浪復活の兆しがみられるようになります。

1軍復帰後、中継ぎとして登板機会が与えられますが、そこでは圧巻のピッチングを魅せ付けます。

特に印象的だったのは10月19日ヤクルト戦、7回に3番手として登板するし、

自己最速となる162キロをマークします。

10月は11試合に登板しますが、防御率は1.76

リリーフで活躍し、シーズン終了までの3試合は先発に復帰。

白星は付きませんでしたが、その投球は明らかに復活を感じさせるものでした。

2021年、藤浪投手がどんな投球を魅せてくれるのか注目したいですね。

まとめ

以上、『藤浪晋太郎投手の不調の原因はイップスなのか?そもそもイップスって何?復活の鍵は?』についてまとめてきました。

個人的には2020年の復調は2軍での調整、

先発と比べればプレッシャーの少ない中継ぎでの登板などが要因となったのではと予想しています。

上述した通り、藤浪投手がイップスなのか否かはわかりかねますが、

精神的な要因は少なからずあるでしょう。

良いイメージを持って締めくくれた2020年の勢いそのままに、

2021年も活躍してくれることを期待したいです。

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