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この漫画を読んでほしい!【13回目の足跡】未来の事件を予言したハガキの謎の真相は?/家族の絆を描いた傑作

今回”この漫画を読んでほしい!”で紹介すのはコミックNewtypeで連載中、三部けい先生の【13回目の足跡】です。

三部先生と言えば”この漫画を読んでほしい!”でも『僕だけがいない街』を紹介しましたが、
タイムリープや(人格)入れ替わり、感覚の共有などSF要素の入ったヒューマンサスペンスの傑作が多いですね。

本作もまだ現段階(3巻時点)でははっきり判明していませんので、”おそらく”ですがそSF要素の入った謎が鍵を握るヒューマンサスペンスとなっています。

この記事では【13回目の足跡】の基本情報おすすめポイント現在まででわかっているハガキの謎のヒントなどを紹介していきます。

【13回目の足跡】基本情報

作者三部けい
掲載誌コミックNewtype
巻数既刊3巻(2024.10時点)
連載期間2023.03~
あらすじ

千葉県で小学校の教員として働く戸河桃弥は入院中だった長男・逢生の退院を完成したばかりのマイホームで迎えらることで幸せを噛みしめていた。

そんなある日、彼のもとに1通の絵ハガキが届く。

その絵ハガキにはこれから起こる事件の予言が書かれていたのだ。

絵ハガキは1通だけにとどまらずその後も「これから起こる事件・事故」を桃弥に知らせてきた。
桃弥は知ってしまった以上、黙ってみていることはできず事件・事故の阻止に翻弄する。

絵ハガキは一体誰が何の目的で?そしてなぜ未来に起こることを知っているのか?
深まる謎と事件に立ち向かう家族のヒューマンサスペンス!

【作者:三部けい 巻数:既刊3巻(2024.10時点)】

おすすめポイント
①ストーリーの肝でもあるハガキの謎がとにかく気になる

冒頭でも少し触れましたが三部けい先生と言えば『僕だけがいない街』、『夢で見たあの子のために』、『水溜まりに浮かぶ島』とSF要素の入ったヒューマンサスペンスの名作達を生み出しています。

本作もまだまだ「事件・事故を予言する絵ハガキ」の謎は解明されていませんが、”未来を予言するー”という時点でSF要素は間違いないかなと思っています。

ストーリーの肝となるこの絵ハガキの謎は少しずつ少しずつ明かされていますが、まだ全容はつかめず、
”このハガキの謎の真相は何なんだ!?”
と気になったり、自分なりに
”ハガキの正体・送り主は〇〇なんじゃないか!?”
と予想してみたりと、どんどんとのめり込まされる作品となっています。

1巻から謎が謎を呼び一度読みだしたら手が止まらなくなりますよ。

現在(3巻時点)までで判明している絵葉書の謎

ここでは現在(3巻時点)で判明している絵ハガキについての謎を紹介していきます。
※ネタバレになりますのでまっさらの状態で読みたいという方は黄色で囲われた部分はとばしてください。

判明している内容

1巻
■絵ハガキには未来に起こる事件や事故の予言が書かれている
■切手は貼られておらず戸河家のポストに届いたり家の中に置かれている
■絵ハガキには番号がふられている(届いた順番は⑨⑧⑦⑥⑤④)
■予言の文字は子どもの書いた文字に見える
2巻
■絵ハガキ自体はもともと桃弥の持ち物(小学生の頃)
■枚数は10枚,番号は桃弥が書いたものでその順番に絵ハガキに写っている場所に行きたかった
■僅かな間行動を共にした転校生ソラと気が合い、その絵ハガキ10枚をソラにあげた
3巻
■絵ハガキは桃弥がもう1組持っておりそちらには番号は書いていない

おすすめポイント
②”家族”の日常会話や固い絆に心温まる

三部先生の作品のもう一つの特徴と言えばセンス溢れる言い回し家族の絆だと思っています。
本作品も漏れなくこれらの要素が満載です。

肝心な場面ではもちろん、日常のやりとりの中でもちょっと気の利いたセリフ・おしゃれな言い回しが散りばめられています。

また、家族の絆をテーマにされた作品の多い三部作品の中でも本作は特に固く結ばれた戸河家の絆が描かれているなと感じます。

なのでもちろん家族での日常会話も多くなっているのですが、さらっと出る三部先生特有の言い回しでほっこりしたり家族っていいなと思わせてくれる作品になっています。

最後に個人的な意見ですが、私は三部先生の描く強くて優しく、ズバズバと物言う”母親”が大好きです。
本作の母親・小春もそんな”強い母親”です。今後この小春の悲惨な過去とストーリーがどう絡んでくるのか要注目です。

三部先生の”強い母親”像は『僕だけがいない街』の主人公の母親・藤沼佐和子に詰まっていると感じています。
もちろん、SF+ヒューマンサスペンスの要素も入っていて現段階ではこの『僕だけがいない街』が三部先生の代名詞と言っても過言ではないでしょう。

本作の【13回目の足跡】をはじめこれから生み出す作品でどんどんその代名詞を更新していってくれることを期待しましょう。
未読の方はぜひこちらの『僕だけがいない街』も読んでみてください。

Architecture Line Art Church  - KoikeYusuke / Pixabay

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2023/3/14  

こんにちは。 今回”この漫画を読んでほしい!”で紹介するのは三部けい先生の【僕だけがいない街】。 累計400万部突破の大ヒットとなったこの作品はアニメ化、実写映画化、ドラマ化、スピンオフ小説とあらゆる ...

さいごに

以上、『この漫画を読んでほしい!【13回目の足跡】未来の事件を予言したハガキの謎の真相は?/家族の絆を描いた傑作』について紹介いたしました。

三部先生は今回紹介した【13回目の足跡】ようなヒューマンサスペンスが代表的ですが、
現在同じく連載中の『お伽の匣のレト』はファンタジー色が強い作品で幅広い世界観の作品を生みだされています。

作品の世界観は広がっても三部先生のアイデアやセンス溢れる言い回しでどんな作品にも”三部色”が現れています。

【13回目の足跡】だけでなく三部先生の作品全般がオススメです。

ぜひ次読む作品の参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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