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【中学英語】場所を表すat,in,onはどう違うの?ややこしい前置詞の使い分けポイントを理解しよう

こんにちは。今回も学習塾経営時代、生徒から質問の多かった問題について解説していきます。

今回の記事で解説するのは【場所を表す前置詞at,in,on】の使い分けについてです。

at,in,onのいずれも「~(場所)に・で」と訳すことができます。

なかなか使い分けが難しいですし、ニュアンスが違えどatでもinでも通用する場合もあります。

ポイントさえ押さえてしまえば使い分けに悩む問題もグッと減るはずなのでぜひ参考にしてみてください。

前置詞「at」

【at】
・ある「地点」を指す場合にはatを使う
・地図を見ながら指で1地点を指すイメージ

atを使うのはその場所を「1地点」として捉える場合です。

例えば「山頂」「入口・出口」のようにピンポイントで1地点を表す場合はこのatを使います。

・I said "YAHOO" at the top of the mountain.
(私は山頂で「ヤッホー」と言った)

・I am still at the entrance.
(私はまだ入り口にいます)

また下記でも解説しますが、施設や店舗の場所を指す場合、その場所を「地点」捉えるか「(~の)中」で捉えるかでat,inどちらも使える場合もあります。
詳しくは下記【at,inどちらでも通用する場所】を参考にしてください。

前置詞「in」

【in】
・囲まれた空間(部屋・建物・地域)を指す場合にはinを使う
・「~の中に・で」と言い換えられるイメージ

inを使う場合はその場所を何かに囲まれた「空間・中」と捉える場合です。

例えば、「国」「地名」「部屋」・「箱」のような壁や境界線に囲まれた空間の場合inを使います。

・I was in Tokyo yesterday.
(私は昨日東京にいました)

・She is listening to music in her room.
(彼女は自分の部屋で音楽を聴いている)

地名の時以外は、何かに囲まれていて日本語にした時に「~の中に・で」と言い換えられる場合がinとなります。
例えば、atの例で登場した「山頂」や「入口」は「山頂の中で」・「入口の中で」とは言い換えられませんね。
一方でinの例にある「彼女の部屋で」は「彼女の部屋の中で」と言い換えることができます。

以上のように「~に・で」を「~の中に・で」と言い換えられる場所の時にinを使います。

次にat,inのどちらも使える場合について解説していきます。

at,inどちらでも通用する場合

上記で解説した通り、場所を「地点」と捉える場合にはatを、「空間・中」と捉える場合にはinを使います。

しかし、施設や店舗、建物などは「地点」と捉えることも「空間・中」と捉えることもできる場合が多々あります。

例えば公園や図書館というのは地図上の1地点と捉えることもできますし、囲まれた空間と捉えることもできます。

こういった場合は、多少のニュアンスの違いはありますがat,inのどちらも使えます。

・I saw her at the park.
・I saw her in the park.
(私は公園で彼女を見かけました)

彼女を見かけた公園を地図上の1地点と捉える場合はatを使い、公園という囲まれた空間の中と捉える場合はinを使います。
この違いについては会話の流れや、多少のニュアンスの違いなので大きな違いはないと言えるでしょう。

他にも図書館(the library)、駅(the station)、レストラン(the restaurant)のような施設・建物・店舗の場合はat,inのどちらも使うことができます。

その場所を地図上にある1点と捉える場合にはatを、その施設・建物の中でーと‟中”を強調させたい場合にinを使うと考えましょう。

冠詞が付かない名詞(場所)の場合

少し、注意が必要なのは冠詞が付かない名詞(場所)の場合です。

まず、概念的な場所を表す名詞には冠詞がつきません。
(これについては難しいのでこの記事では省略します。詳しくは冠詞について解説したコチラの記事でご確認ください)

例えば学校(school)家(home)職場(work)などがこれにあたります。

これらの場所を表す場合はatを使います。

・He is still at school.
(彼はまだ学校にいます)

・I was sleeping at home.
(私は家で寝ていました)

・I am at work and still can't go home.
(私はまだ職場にいて帰れません)

前置詞「on」

【on】
・ある場所・物の表面上にあり、「乗っている」というイメージのできる場所の場合onを使う
・「〜上(じょう)に・で、〜の上に・で」言い換えられるイメージ

比較的atやinと使い分けをしやすいのがonかなと思います。

何かの表面上に乗っているというイメージのできる場所にはonを使います。

例えば「○○通りに・で」「3階に・で」というように道やフロアの上にいるといった時が当てはまります。

・I am on Takeshita Street.
(私は竹下通りにいます)

・I am waiting on the 3rd floor.
(私は3階で待っています)

乗り物の中にいる・乗っている場合

乗り物の中にいる・乗り物に乗っていると言う場合はin,onを使います。

そしてその乗り物の特徴によってin,onを使い分ける必要があるので解説していきます。

in を使う乗り物

屋根やドアがあり、小さく、基本降りるまで座ったまま移動する乗り物の場合はinを使います

例えば、車(car)タクシー(taxi)などがあげられます。

・I am in the car.
(私は今車の中にいます)

on を使う乗り物

屋根やドアがあり、大きく、乗り物内を歩いて移動できるような乗り物の場合にはonを使います。

例えば、電車(train)バス(bus)飛行機(plane)などがあげられます。

・I am on the train.
(私は電車に乗っています)

さいごに

以上、『【中学英語】場所を表すat,in,onはどう違うの?ややこしい前置詞の使い分けポイントを理解しよう』について解説いたしました。

英語の前置詞というのはとりわけ授業でしっかり教えてくれる内容ではありません。

それに反して使い分けは意外と難しく、大人でもしっかりと使い分けをできる方は少ないでしょう。

ただポイントさえ押さえてしまえば、ある程度スムーズに使い分けできるようになる内容でもあるので是非参考にしてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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