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この漫画を読んでほしい!【外道の歌・善悪の屑】タイトル変更の原因は過激な描写!?/おもしろポイントも紹介

今回‟この漫画を読んでほしい!”で紹介するのはタイトル変更も話題となった渡邊ダイスケ先生の【外道の歌(善悪の屑)】です。

理不尽な犯罪に巻き込まれた被害者の復習を代行する「復讐屋」の物語である本作は、その過激すぎる描写と胸糞悪くなる犯罪者の屑っぷりでなかなか刺激の強い作品です。
ですが、その分作中に散りばめられている温かさや希望みたいなものが際立ち、深みのある作品となっています。

【外道の歌】は【善悪の屑】という作品の続編となりますが、実はこの続編移行(タイトル変更と言う方が的確)にもワケがあります

この記事では【外道の歌・善悪の屑】の魅力・おもしろポイントやタイトル変更の経緯・理由について紹介していきます。

【外道の歌(善悪の屑)】の詳細

作者渡邊ダイスケ
掲載誌ヤングキング
巻数善悪の屑:全5巻
外道の歌:既刊12巻(2021年12月時点)
連載期間善悪の屑:2014年~2016年
外道の歌:2016年ー連載中
あらすじ

表向きには古びた古書店「カモメ古書店」を営んでいる鴨ノ目武(かものめたけし)通称カモとそこに居候している島田虎信(しまだとらのぶ)通称トラの二人。
二人は古書店の経営者と従業員という顔の他に裏の顔を持っていた。復讐屋ーカモとトラは犯罪被害者の遺族や関係者からの依頼で、加害者への復習を代行していた。
復讐内容は残虐で過激な内容で、加害者の命を奪うこともしばしば。
カモもトラも過去に身勝手な犯罪者によって大切な人を失っていた。カモとトラの復讐代行業と復讐屋になった原因となる過去を描いた作品。

被害者やその遺族は一生憎しみや痛みを抱えたまま地獄のような日々を生きていかなければならない。
しかし復讐を実行に移すには‟一線を越える”必要があり、一度一線を越えた二人が被害者に代わり復讐を果たす。

 

【善悪の屑】→【外道の歌】タイトル変更の経緯と理由

【善悪の屑】は5巻で突如前触れもなく終了し、その続編として【外道の歌】の連載がスタートしました。…が、実はこれには少しワケがあります。

【善悪の屑】の連載は終了を迎えましたが、ストーリー的に全くキリのいいところではなく、何も完結していないのです。

【外道の歌】も特に【善悪の屑】から変わったところもなく、そのままストーリーの続きが描かれています。

厳密に言えばこの2作品は‟前作・続編”の関係ではなくただ単に‟タイトルが変更になった作品”と言えます。

では、なぜわざわタイトルを変更する必要があったのでしょう?
それは【善悪の屑】第4巻が東京都青少年の健全な育成に関する条例「第8条1項第1号」に該当する「不健全図書」に指定されてしまったからだと言われています。

カモとトラは復讐屋の名のもと、被害者や被害者遺族に代わり、犯罪者たちへ凄惨な私刑を加えます。その描写もなかなか過激なものも多く、「不健全図書」に指定されてしまったのも納得できます。

おそらく善悪の屑・4巻を読めば、‟このシーンの描写がまずかったのだろうな”と予想できるかと思います。

ただ、下記のおすすめポイントでも述べますが、この作品はただ過激でグロいだけでなく、温かさや被害関係者の希望みたいなものも随所に見られる作品です。

「不健全図書」に指定されてタイトルを変更した後も人気を保っているのは、そのあたりが理由となっている気がします。

スピンオフ作品も好評

【外道の歌】は現在2つのスピンオフ作品が存在しています。

2作品とも原作・原案は渡邊ダイスケ先生が担当していますが、作画は別の先生が担当しています。

まず永田諒先生が作画を担当している【園田の歌】

【善悪の屑・外道の歌】に登場する猟奇的な犯罪者「園田」にスポットライトを当てた作品です。

園田は本編ではかなり‟危ない”犯罪者だったので、かなり猟奇的な作品になるのだろうと思っていましたが、実際はかなりミステリー色が強く園田もただの‟危ない”人間ではありません。

そのせいで【善悪の屑・外道の歌】ファンからは多少物足りないといった声もあるようですが、ミステリー作品として楽しめる作品です。

次に小林拓己先生が作画を担当している【朝食会】

こちらは、カモとトラが個人的にやっている‟復讐屋”を組織的に運営している「朝食会」と東京支部志部長・榎加世子(えのきかよこ)を主人公にした作品です。

加世子が朝食会に入るまでの経緯が描かれている作品ですが、こちらはまさにスピンオフ作品といった感じで、【善悪の屑・外道の歌】の世界観も堪能できます。

また、小林先生は女性ということもあり、渡邊先生とのタッチにギャップがあり、加世子をはじめ多くの登場人物が美人に描かれています。

 

【外道の歌・善悪の屑】のおもしろポイント

それでは、【外道の歌・善悪の屑】のおもしろ・おすすめポイントを紹介していきます。

個人的に最もお伝えしたいのは残虐で過激なだけの作品ではないという点です。

復讐屋・カモとトラの絶妙コンビ

まず、一つ目におすすめしたいのはカモ・トラの正反対者同士のコンビです。

無口で、冷静沈着、私刑執行の際も表情一つ変えず淡々と事を進めるカモ。

激情型で、犯人に対する怒りや憎しみをストレートにぶつけるトラ。

そんな相反する2人ですからぶつかることもしばしばありますが、根底にある想いはそれぞれ同じで、強く深く信頼し合っているのが伝わってきます。

また、時折あるメインストーリーである復讐ではなくカモ・トラの日常を描いた回がお茶目で程よいアクセントにもなっています。

非情の中に見える温かさ・希望

カモ・トラの行う復讐は過激で先述した通り、その過激さゆえ、「不健全図書」に指定されるほどです。

特にカモはその過激で凄惨な復讐を無表情で淡々とこなしていきます。それは猟奇的で怖さも含んでいますが、読み続けていると凶悪犯罪者に対する怒り・憎しみ・犯罪被害関係者への想いみたいなものも含んでいるように見えてきます。

カモも過去に大切な人を凶悪事件で奪われています。その悲しみや怒りの上にある被害者・被害関係者への想いが端々でこぼれ落ちている作品と言えます。

残虐な描写とその端々に見られる温かさギャップが大きな魅力となっている作品なんです。

実際に起きた凶悪事件をモチーフにしている

また、【善悪の屑・外道の歌】は過去の凶悪事件をモチーフとしたストーリーが数多く登場します。

そのため、感情移入もしやすく作品に引き込まれる方が多いのかもしれません。

また現代社会における理不尽や社会問題等も取り扱っており、皆が抱えている不満や悲しみ、不条理を徹底的に叩いてくれるカモ・トラの姿を応援したくなる方も多いのかなとも思います。

さいごに

以上、『この漫画を読んでほしい!【外道の歌・善悪の屑】タイトル変更の原因は過激な描写!?/おもしろポイントも紹介』について紹介いたしました。

その過激な描写と「不健全図書」に指定されたことが話題にされがちの作品ですが、温かさや深さも感じられる作品です。

復讐もの、ダークヒーローものが好きな方にはぜひおすすめしたい作品です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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