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この漫画を読んでほしい!【べしゃり暮らし】お笑い世界の熱い人間ドラマ/森田まさのりはM-1にも出場

Stand Up Comedy Stage Curtain  - Tumisu / Pixabay

今回、‟この漫画を読んでほしい!”で紹介するのは森田まさのり先生による【べしゃり暮らし】

森田先生といえば「ろくでなしBLUES」や「ROOKIES」など‟ヤンキーによる青春漫画”をイメージする方が多いのではないでしょうか。

実は森田先生はM-1を立ち上げた島田紳助さんや、ダウンタウンの松本人志さんを尊敬しており「人を笑わすことの尊さ」を強く感じていました。

そして笑いを追求していく人の作品を描きたいとの想いから生まれたのがこの【べしゃりぐらし】です。

お笑いの世界でトップを狙う人々の壮絶な人間ドラマが描かれた熱い作品です。

この記事では【べしゃり暮らし】のおすすめポイント森田先生のお笑いに対する姿勢について紹介していきます。

【べしゃり暮らし】詳細

作者 森田まさのり
掲載誌 週刊少年ジャンプ
週刊ヤングジャンプ
巻数 20巻
連載期間 2005年~2019年
※作者の都合で途中、不定期掲載・休載あり
あらすじ

そば屋「きそば上妻」の長男・上妻圭右はお笑い大好き、人を笑わせることが大好きで自称『学園の爆笑王』。そんな圭右の通う吉竹高校に高校生ながら元芸人の辻本潤が転校してきた。

学園の爆笑王としてのプライドがある圭右は元芸人の辻本に対して対抗意識を燃やしていた。

辻本はそんな圭右をあしらうように交わしていたが、2人はお互いの面白さを徐々に認め合っていく。

2人はコンビを結成し、プロのお笑い芸人、そして漫才の日本一を決める「NMC(ニッポン漫才クラシック)」の頂点を目指すことに。

それぞれ「お笑い」と深い因縁のある生い立ちを持つ圭右と辻本。笑いの頂点を目指す過程で、自らの生い立ちに絡む人物や、ライバルである芸人達との熱い人間ドラマに巻き込まれていく。

作者:森田まさのり 巻数:20巻

 

おすすめポイント①笑いを追求する人々のリアルで熱い人間ドラマ

登場人物ひとりひとりのドラマ

【べしゃり暮らし】ではたくさんの登場人物が出てきますが、その登場人物それぞれに生い立ち・過ち・懺悔・努力・出会い・野望など様々なストーリーが細かく用意されています

おすすめポイント②で詳しく紹介しますが、森田先生は【べしゃり暮らし】を描くうえで、念入りに取材をされています。

その努力がしっかり作品にリアリティとして表れており、実際にこんな生い立ちや野望、過去を持ったお笑い芸人は存在するんだろうなぁと感じることができます。

このリアリティが【べしゃり暮らし】に深みや厚みを与えてくれています

メインキャラクターの圭右や辻本をはじめ、かなり壮絶な過去を持った人物も多く、その人物それぞれのドラマチックなストーリーから目が離せなくなる作品です。

“相方”という存在

またこの作品ではお笑いの中でも「漫才」に焦点をあわせています。

「漫才」において切っても切れないのが”相方”という存在です。

よく私の好きな芸人さんが「”相方”ってのはすげー特別な存在」と語っています。
友人から相方に、養成所で相方に、出会い方もそれぞれ。また愛情・憎しみ・信頼・妬み…さまざまな感情を抱いた行きつく先もそれぞれです。

おそらく実際の芸人さんの相方同士にもさまざまな関係があり、それぞれのドラマがあるでしょう。

【べしゃり暮らし】ではこの相方という存在についてもリアルにそしてドラマティックに描かれています。

私はもともとお笑いも好きでしたが、お笑いの世界にそして相方という存在に深く踏み込んだこの作品を読んで、さらにお笑いが、厳密に言うとお笑い芸人さんが好きになりました。

おすすめポイント②森田まさのりの笑いに対する姿勢とセンス

森田まさのり 取材のため吉本の養成所に入学⁉

先ほども少し触れましたが、森田先生はこの【べしゃり暮らし】を執筆するにあたって念入りな取材を行っています。

なんと、芸人さんやお笑い養成所の実情を知るためにNSC(吉本総合芸能学院)に入学してしまったのです(もちろん目的は取材のため)。

2004年東京10期として入学しているので、オリエンタルラジオ・トレンディエンジェル・はんにゃ ら有名芸人と同期ということになります。

そこで実際に授業も受け、自分自身でお笑い養成所の空気を体感し、芸人さんとも近い距離で接した経験があるからこそのリアリティや深み・厚みを感じられる作品なのです。

森田まさのり M-1に出場⁉

森田先生は島田紳助さんや松本人志さんをリスペクトしていると語っており、お笑いに対して強い関心を持っています。

そして強い関心やリスペクトを持たれているだけあり、森田先生自身も人並外れたお笑いセンスを備えています。

【べしゃり暮らし】は漫才に焦点を置いた作品ですからもちろん作中に漫才のネタも多く登場します。

そのネタの完成度が高くとにかく面白いんです。実際の芸人が作中の漫才をやったら普通に面白いだろ!というネタがいくつもあります。

そしてなんと森田先生は2018年に漫画家・長田悠幸先生とともにお笑いコンビ『漫画家』を結成。

M-1グランプリに出場し、準々決勝進出、ベストアマチュア賞受賞という快挙を成し遂げました。

【べしゃり暮らし】はそんな森田先生の、お笑いに対するリスペクトやお笑いセンスの詰まった作品となっています。

ドラマ版【べしゃり暮らし】もおすすめ

この【べしゃり暮らし】は2019年にテレビ朝日系でドラマ化されています。

主演は間宮祥太郎さんで土曜ナイトドラマ枠で放送されました。

漫画作品のドラマ化は常に賛否両論が巻き起こりますし、私自身がっかりしてしまった作品もありました。

個人的にはこの【べしゃり暮らし】のドラマ版はしっかり楽しめました。

オチが原作と違ったり、差異はありますが、原作が持つお笑いに対する情熱や熱さはしっかり伝わってきました。

ドラマ版「べしゃり暮らし」はドラマ版も面白い漫画作品を紹介したこちらの記事でも紹介しております。

よろしければ併せてチェックしてみて下さい。

さいごに

以上、『この漫画を読んでほしい!【べしゃり暮らし】お笑い世界の熱い人間ドラマ/森田まさのりはM-1にも出場』について紹介いたしました。

森田まさのり先生のお笑いに対するリスペクトと笑いのセンスが詰め込まれた【べしゃり暮らし】。たくさんの方に読んでいただきたい作品です。

お笑い芸人たちの笑いの頂点を目指す情熱とその芸人たち・相方たちを取り巻く人間ドラマがリアルにそして熱く描かれている作品です。

特に青春モノが好きな方々には特におすすめしたい作品です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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