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漫画

この漫画を読んでほしい!【最高の最終回を迎えた作品特集】/最終回の評価が高い作品は作品自体の評価も高い!

今回”この漫画を読んでほしい!”で紹介するのは【最高の最終回を迎えた作品特集】です。

一般的に最終回の評価が高い作品・私が個人的におすすめしたい最終回を併せて紹介していきます。

最終回の評価が高い作品というのは最高の最終回に向かう過程も必要な訳で、自ずと作品自体の評価も高くなります。
これらの作品はその最終回を味わうために何度も読み返したくなる作品ばかりです。
実際に今回紹介する作品のほとんどが、私自身が「何度も読み返した作品ランキング」上位にランクインしています。

ぜひ皆様の次に読む作品の参考になればと思います。
それでは【最高の最終回を迎えた作品特集】をどうぞ!

※あらすじに加え・最終回の内容とそれまでの過程を紹介してオススメしています。多少のネタバレがありますのでご注意ください

【ラフ】

作者あだち充
掲載誌週刊少年サンデー
巻数全12巻
連載期間1987年-1989年
あらすじ

3年連続全国水泳大会自由形3位の大和圭介(やまとけいすけ)は栄泉高校水泳部に入部した。
そんな彼に入学早々高飛び込み選手の美少女・二ノ宮亜美(にのみやあみ)。その第一声はなんと…「人殺し。」。
二ノ宮が大和に対して攻撃的な態度で接するのにはお互いの「お家」の問題と関わっていた。

「お家」問題にならって二人の関係はことあるごとに反発するというものだったが、高校の寮のイベントなどを機に徐々に距離は縮まっていった。

大和の水泳選手としての成長やライバルとの争いと二ノ宮との関係を中心に描かれていく物語。
水泳選手として憧れの存在であり、二ノ宮を奪いあう恋のライバルでもある仲西弘樹との関係が描かれるストーリー後半からは目が離せない作品。

どんな最終回?

私はあだち充先生の大ファンですが、ベスト・オブ・最終回を選ぶなら間違いなくこの【ラフ】をあげます。ストーリー後半からはかなり重苦しい展開となり、大和と二ノ宮、大和と仲西、二ノ宮と仲西の関係もそれぞれ複雑に掛け違っていきます。だからこそ最終回の二ノ宮の選択や気持ちの伝え方が大きな感動と安心感の様なものを与えてくれます。かなり昔の作品ということもあり、二ノ宮は時代を感じるアイテムを使って気持ちを伝えるのですが、その世代の方には懐かしさを、若い世代の方には逆に新鮮さを与えてくれるであろう名場面です。重苦しい展開からの気持ちの良い終わり方で個人的には最終回のために何度でも読み返せる作品です。


【作者:あだち充 巻数:12巻】

【あしたのジョー】

作者原作:高森朝雄 漫画:ちばてつや
掲載誌週刊少年マガジン
巻数全20巻
連載期間1967年-1973年
あらすじ

東京・山谷のドヤ街にぶらりとやってきた矢吹丈(ジョー)。そのジョーに叩きのめされた元ボクサーの丹下段平はジョーに隠されたボクシングセンスを見出す。
丹下の執拗な勧誘も虚しくジョーはボクシングに興味を持つことなく、さらには警察の世話になり少年鑑別所へ送られてしまった。

丹下はジョーのセンスを諦めきれず鑑別所のジョーへ「あしたのために」と左ジャブから始まるボクシングの基礎技術の講義を書いたハガキを送った。
時間と体力を持て余していたジョーはそのアドバイスに従ってボクシングの練習に身を入れるようになる。
練習によって比べ物にならないぐらい上達した達成感と、移送された少年院での最大のライバル・力石徹との出会いからジョーはボクシングにのめり込むこととなる。

少年院を出たジョーは力石をはじめとするライバルたちとの闘いを繰り広げていく。

どんな最終回?

【あしたのジョー】の最終回のジョーがリングのコーナーにもたれかかり安らかな顔をしている姿は日本漫画誌史上最も有名で最高のラストシーンとも言われています。この最終話を描くうえで、ちば先生は原作者である高森(梶原)先生と一悶着あったのだそう(その話はまた記事にできたらと思います)。そうして生まれた伝説のラストシーンはジョーの安らかな顔・呼びかけに反応しない・「燃え尽きた」「白い灰に」といった言い回しなどから、「ジョーは死んだ」vs「ジョーは生きている」の大論争を巻き起こしました。これだけの論争を巻き起こしたということはそれだけ多くの人に愛された作品であり、それだけインパクトのあるラストシーンだったということです。まだ未読の方はぜひこのラストシーンをご自身の目で確かめてみてください。


【作者 原作:高森朝雄 漫画:ちばてつや 巻数:全20巻】

【DEATH NOTE】

作者原作:大場つぐみ 漫画:小畑健
掲載誌週刊少年ジャンプ
巻数全13巻(本編12巻+短編集1巻)
連載期間2003年12月-2006年5月
あらすじ

主人公・夜神月(ヤガミ ライト)は日本一の大学への進学間違いなしとされる秀才高校生で警察庁刑事局長の夜神総一郎を父に持つ。
ある日、死神・リュークが落とした”名前を書かれた人間が死ぬ”ノート・デスノートを拾ったライト。
そのノートの効果とルールを確かめるために検証を始めたライトだが、はじめはノートを使用して人を殺めたことに対する罪に押しつぶれそうだった。
それを乗り越えたライトは犯罪者の名をノートに書き記して罰し、犯罪者のいない新世界を実現することを目指す。

犯罪者の不可解な死が続くことで、世間や各国の警察機関も「不思議な力で犯罪者を罰している者がいる」ことに気づく。
ライトは世間や警察から「キラ」と呼ばれるようになり、このキラを捕まえるために警察の最終兵器・名探偵「L(エル)」に捜査を依頼する。

二人の天才「キラ」と「L」の超高度な頭脳バトル開幕!

どんな最終回?

【DEATH NOTE】は少年漫画では珍しく悪役に位置するキャラが主人公という点が重要な作品だと思っています。主人公ライトは自身では犯罪者のいない新世界を作るという強い正義感のもと行動を起こしていますがやっていることは殺人。ただ、それは完全悪とは言えず、読者の中にも「キラ派」の方は多かったのではないでしょうか。最終回では「キラ」に関する一連の事件の終結と事件のその後が少し描かれています。事件の劇的な終幕・主人公が犯罪者であること,「キラ」は完全悪ではないということを含んだ物語の締めくくり方は本当に見事です。


【作者 原作:大場つぐみ 漫画:小畑健 巻数:全13巻】

【めぞん一刻】

作者高橋留美子
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
巻数全15巻
連載期間1980年11月号-1987年19号
あらすじ

古びた木造アパート『一刻館』に新しい管理人がやってきた。彼女の名前は音無響子。
5号室に住む浪人生の五代裕作はそんな彼女に恋心を抱いた。
しかし響子は1年前に夫・惣一郎を亡くして気持ちの整理がつかない未亡人。
裕作の気持ちには気づいていた響子だったが、いつもはぐらかすような態度をとる。一方で裕作が他の女の子と仲良くしているとやきもちを焼いてしまう一面も。

一刻館の住人に応援(邪魔?)されたり、恋のライバルが登場したり2人の恋はなかなか発展せず。
そしてその最も大きな要因は響子の亡くした夫・惣一郎の存在。果たして2人を待つ結末は…。

どんな最終回?

高橋留美子先生の作品はこの【めぞん一刻】だけでなく【犬夜叉】など最終回が素晴らしいと評価される作品が多いですね。個人的にはこの【めぞん一刻】が最も好きな最終回を迎えます。様々な過程を経ていろいろなモノを吹っ切ったり大切に残しておくことを決めた裕作と響子の決断。亡くなってしまった惣一郎への2人の想いなどすべて素敵な決着の仕方をしています。また【めぞん一刻】は名言の宝庫とも言える作品ですが、最終巻には響子が裕作のプロポーズの返事の際に生んだ名言・惣一郎の墓前で裕作が覚悟を伝える際に生んだ名言など特に心に響く名言が盛りだくさん含まれています。


【作者:高橋留美子 巻数:全15巻】

【べしゃり暮らし】

作者森田まさのり
掲載誌週刊少年ジャンプ
週刊ヤングジャンプ
巻数20巻
連載期間2005年~2019年
※作者の都合で途中、不定期掲載・休載あり
あらすじ

そば屋「きそば上妻」の長男・上妻圭右はお笑い大好き、人を笑わせることが大好きで自称『学園の爆笑王』。そんな圭右の通う吉竹高校に高校生ながら元芸人の辻本潤が転校してきた。

学園の爆笑王としてのプライドがある圭右は元芸人の辻本に対して対抗意識を燃やしていた。

辻本はそんな圭右をあしらうように交わしていたが、2人はお互いの面白さを徐々に認め合っていく。

2人はコンビを結成し、プロのお笑い芸人、そして漫才の日本一を決める「NMC(ニッポン漫才クラシック)」の頂点を目指すことに。

それぞれ「お笑い」と深い因縁のある生い立ちを持つ圭右と辻本。笑いの頂点を目指す過程で、自らの生い立ちに絡む人物や、ライバルである芸人達との熱い人間ドラマに巻き込まれていく。

どんな最終回?

(※【べしゃり暮らし】は19巻で一度最終回を迎え、TVドラマ化を機に最終回の続き(20巻)が描かれました。ここではもともとの19巻の最終回について語ります)圭介と辻本からなるコンビ「べしゃり暮らし」はNMC決勝へと進みますが、その決勝大会直前に圭介が事故に遭ってしまいます。身体は無事だったが圭介にある異変が…。決勝前に大きすぎるハンデを抱えてしまった「べしゃり暮らし」がそのピンチを乗り越え2人の”本来の漫才の形”を見つけ出す瞬間は鳥肌がとまりません。またお笑いに翻弄された圭介・辻本それぞれの家族の物語も一通りの決着が着き気持ちの良い最終回となっています。

【テセウスの船】

作者東元俊哉
掲載誌モーニング
巻数全10巻(完結)
連載期間2017年6月~2019年6月
あらすじ

主人公・田村心は過去に北海道・音臼村の小学校で児童16名、職員5名の犠牲者を出した無差別殺人事件の犯人・佐野文吾の息子。
事件当時は母親のお腹の中にいた心は父親とは面識はなかった。
母の旧姓を名乗り静かに暮らそうとしていたが、周囲に「殺人犯の家族」とバレる度に引っ越しを余儀なくされていた。

全てを知る心の妻・由紀は父親の冤罪の可能性を心に訴えていたが、心は父親のことよりも2人の間に生まれてくる子どものことだけを考えたいと冤罪の可能性には向き合おうとしなかった。
そんな中、由紀は2人の娘・未来を出産して亡くなってしまう。
未来を由紀の両親に引き取られた心はー父親が冤罪だと証明できれば、未来は”殺人犯の孫”でなくなるーと考え、事件と向き合うことを決意する。

事件が起きた旧音臼村に着いた心は真っ白い霧に包まれると…事件前の音臼村にタイムスリップしていた。
心は事件の真相に迫るために元の世界では面識のなかった父親・文吾と行動をともにする。

どんな最終回?

父親が犯人とされた事件を解決するためにタイムスリップした旧音臼村で若かりし父親・文吾と行動をともにしてきた心。タイムスリップしたことで事件はあらぬ展開を見せるが文吾が犯人にされるという最悪の事態は免れます。タイムスリップした心の結末は…その答えは『テセウスの船』というタイトルを見事に回収しながら最終回に描かれています。

作者:東元俊哉 巻数:全10巻(完結)

【電波青年】

作者安田佳澄
掲載誌マンガZERO
巻数全5巻
連載期間単行本(1巻2020年4月-5巻2020年8月)
あらすじ

売れないお笑い芸人・瀬良不二夫はインターネットでラジオで個人ラジオ「フジオのラジオ」を配信していた。
この番組には多くのファンがいたがある日を境に「フジオのラジオ」は更新されなくなってしまった。
フジオはある理由で警察に追われ身を潜める生活をしていたのだ。

逃亡生活を続けていたフジオだが、人恋しくなり風俗嬢を呼んでしまった。
そこに現れたのは「フジオのラジオ」にリスナー・伊丹洋子だった。

洋子は声でフジオが「フジオのラジオ」のパーソナリティであることに気づく。
そしてフジオが逃亡生活をしていることを知ると、自分も連れて行ってほしい、フジオを助けたいと申し出る。

逃亡生活を続けるうちに、2人は関係を深め、フジオ逃亡の理由が明らかなになっていき、洋子の闇についても明かされていく。

どんな最終回?

【電波青年】は常に警察からの「逃亡生活・追われている理由」とういうサスペンス色・ミステリー色のうえに、フジオと洋子の軽快で「フッ」と笑える掛け合いと、2人が深めていく絆が乗っかっている独特な世界観で楽しませてくれる作品です。最終回では二人の逃亡生活に終止符が打たれ、その後が描かれています。ラジオを通して絆を深めた2人のラジオを通した再スタートという小さな希望と温かさを感じられる素晴らしい最終回です。


【作者:安田佳澄 巻数:全5巻】

【BADDUCKS】

作者武田登竜門
掲載誌webアクション
巻数全4巻
連載期間商業版単行本発売:2022年1月
あらすじ

幼いころ両親を亡くしたモーガン・グレイは必至に生き、恋人オリビアへプロポーズしようと決めていた。
プロポーズ決行の日、家に帰ると恋人オリビアがある男に銃を突きつけられていた。
男の名はグエン。街を牛耳る組織のボスだった。

亡くなった両親には莫大な借金があり、それを取り立てるためにグエンはモーガンに臓器を売ることを提案。
オリビアにも危険が及ぶことを恐れたモーガンはそれを受け入れ、最愛の恋人と永遠の別れを余儀なくされる。

臓器を抜かれたモーガンだが別の臓器を入れられ、さらに人並外れる身体能力を持った体に改造されていた。

人の何倍もの寿命を持つ種族の女・リサ。グエンに支配されていて逃亡を計画していた。
そこでモーガンに共に逃亡することを持ち掛ける。
2人は逃亡前に市長の息子の家に忍び込み盗みをはたらくが、盗んだトランクの中には赤ん坊・ボズが入っていた…
3人の逃亡劇の始まり・・・

どんな最終回?

モーガン、リサ、ボズの逃亡生活は佳境を迎えグエン率いる組織との決着が近づく最終巻(4巻)、モーガンとリサは相変わらず口悪く悪態を付き合うが、2人とボズの絆は確かに深くなっているのが伝わるような命の駆け引きが描かれています。すべてが片付いた最終回の最後のページでは3人でとあるお宅へ出向く姿が描かれているのですが、3人の表情がまさに仲睦まじい家族のそれでホロっと涙があふれるようなシーンになっています。


【作者:武田登竜門 巻数:全4巻】

【遺書、公開。】

作者陽東太郎
掲載誌ガンガンJOKER
巻数全9巻
連載期間2017年10月号ー2022年2月号
あらすじ

灰嶺学園中学部2年D組には『序列』が存在した。その序列は何者かが勝手に作り始業式の日にクラス全員の携帯に送信された。
そんな信頼できるに足る根拠の全くない序列で、クラスメイトも表面上気にするこなく日々を過ごしていた。

そんなある日序列1位の姫山椿が自ら命を絶った。
そして彼女の葬式にクラス全員で参列した後教室に戻ると、全員の机に姫山椿からの「遺書」が置かれていた。

遺書は間違いなく姫山以外の誰かが机に置いたもの。しかし書いたのは本人のようだ。
クラスメイトは姫山が命を絶った理由が書かれているかもと、全員で遺書の内容を公開することになったが…

どんな最終回?

最終回前には姫山椿が自ら命を絶った理由・遺書を机に置いた犯人・序列を作った犯人と作った理由などが明かされます。そして最終回では序列を作った人物の裏の思惑が明るみになり、さらには2年D組はその裏の思惑かも外れた予期せぬ歩行へと進んでいく…という描写で終わりを迎えます。完全な好みですがこういったその不穏な先を煽った終わり方は好きだはないのですが、この作品では序列作成犯人の思惑・”あ、そっちに進むの!?”といった気持ちの良い裏切りにまんまとハマり衝撃を受けました。意外と賛否両論あるみたいですが、私個人としては大満足の最終回でした。


【作者:陽東太郎 巻数:全9巻】

【檻の中のソリスト】

作者森屋シロ
掲載誌ジャンプ+
巻数全3巻
連載期間2018年号-2021年28号(休載あり)
あらすじ

あらゆる犯罪者が収容され、一度入れば二度と外には出られない街。街は犯罪者達によってさらなる犯罪が起こりスラム化していた。
姉:クロエと弟:ロックはこの街に生まれた。ある日を境に両親は帰ってこくなった。姉弟は隣人による些細な恵みによって生き延びていたが、実はこの隣人は隣国の元傭兵だった。
傭兵は仲間とともに脱獄を企てるが、クロエはその計画を知ってしまう。隣人が脱獄しては自分たちは生きてはいけない。クロエはロックだけはどうしても助けたかった。
クロエは後先考えずにある行動を起こす。この行動がきっかけとなり姉弟の希望を取り戻す闘いの幕が上がる。

どんな最終回?

監獄の街で再開を果たしたクロエとロック。ロックは仲間たちとこの監獄から脱出するために皆の先頭に立って戦い続けてきた。そんなロックと再会できたクロエだがロックを助けるために犯してきた罪のこともあり正体を告げられずにいた。最終回ではロック達の脱出劇の結末が描かれており、描写こそ少ないですが、とにかくロックとクロエの育ての親ロスの活躍に痺れます。そして最後にクロエとロックの姉弟としての展望も描かれています。ここも心にくい描写で大きな感動を与えてくれます。

作者:森屋シロ 巻数:全3巻(完結)

さいごに

以上、『この漫画を読んでほしい!【最高の最終回を迎えた作品特集】/最終回の評価が高い作品は作品自体の評価も高い!』について紹介いたしました。

改めて自分の中の最高の最終回を上げてみると、すべての作品自体が全体を通して素晴らしい作品だなと感じました。
2周、3週と読み返す作品の多くは最終回が素晴らしい今回紹介したような作品が多いです。
すべてがあの最終回に繋がる伏線だと思って読むと、読む度に新しい発見や感動を感じることができます。

中には読者の中で賛否両論ある最終回の作品もありますが、ぜひ皆さんの参考にしていただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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