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学びは遊びの【中学英語】徹底解説 #0-1/まずは英文の構造「主語・動詞・目的」を覚えよう~準備と基礎~

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(対象学年学期:全学年)

さて、中学校の強化で1番嫌いな教科は何?と聞かれて「英語」と答える方は多いのではないでしょうか。
個人的にはこのランキングは英語・数学の二強だと思っています。

このサイト”学びは遊び”では中学英語の解説記事を随時紹介していきます。
現役生徒の方々には中学英語の予習・復習・受験の準備などに、親御様には子どもへの指導に、と様々な用途でこのサイトを利用して頂けたら幸いです。

今回は #0 ということで”学びは遊び”で中学英語を学ぶうえで覚えておいていただきたい言葉の意味、きまりなどを紹介していきます。
もちろん英語自体の内容も含まれるのでぜひ確認してみてください。
そんなの言われなくても判ってるよ!という内容も含まれるかもしれませんが、重要なこと・このサイトでのルールなども含まれるので確認のため読んでみてください。

具体的には『中学英語は主語・動詞・目的を理解するだけで大幅に理解度が増す』という内容です。
それでは確認していきましょう。

主語+動詞+目的

まず覚えてほしいのは…
『中学の英語の80%は主語-動詞-目的(-場所や時間などを表すおまけ)の順番になっている』
ということです。

ちなみに80%というのは便宜上使っているだけで、実際数えた訳ではありません。。
中学英語の大部分がという意味で解釈してください。

この主語-動詞-目的を理解するだけで、英語そのものの理解度が遥かに上がるでしょう。
英文の構造についても理解が深まると思います。
選択して並び替える問題などでもまず主語-動詞-目的という順番になるので最初の3つが決まりその後を有利に進められるようになります。

中学英語の教科としての「英語」を学ぶうえで主語-動詞-目的という構造と、これら3つのはたらきを理解することは大前提・最重要なのです。
それでは主語-動詞-目的のそれぞれを細かく見ていきましょう。

主語

まず主語とはその文の主人公・動詞の主のことを言います。
また、特徴として

(日本語でも英語でも)文の先頭にくることが多い
「○○は~」「○○が~」のように「は・が」が着く(または「は・が」に置き換えることができる)
という点が挙げられます。

【例①】
≪私は日本人です。≫
この文の主語は「私は」になります。
誰が日本人なのか?
「~は」がついているのは?
と考えていけば主語にたどり着けます。

【例②】
≪あなたはテニスをします≫
誰がテニスをするのか、「~は」がついているのは…と考えると主語は「あなたは」ということが解ります。

【例③:主語が一語ではなく長い場合】
※これは英語の授業で習うのは2年生以降なのですが英語の「主語」について理解するうえでも重要なので1年生から理解しておきましょう
≪私が飼っている犬はとてもカワイイです。≫
この文で、カワイイのは?「~は」が付いているのは?と考えると「私が飼っている犬は」を抜き出すことができます。
はい、この文の主語は長いですが、「私が飼っている犬は」なんです。
この英文の解説は追々解説していきます。ここでは主語はこの文のように長い場合がある「~は」の~部分全てが主語になることを理解しておいてください。

動詞

主語-動詞-目的の中で最も重要で、まず始めに見つけるべきものが「動詞」です。

日本語と動詞の違いは「英語の文には必ず動詞が含まれる」という点です。
そして基本的にほとんどの英語の文では動詞より前の部分がすべて主語になります。(例外がありますが、その例外についてはちゃんと中学英語で学びます。)
また、目的は動詞の直後にあることが多いんです。

つまり、動詞さえ見つけてしまえばその前後にある主語・目的が見つけやすいという訳です。

さて、英語には必ず動詞が含まれると説明しましたが、その動詞には2種類あります。
日本語でも動詞と分類される「一般動詞」と日本では基本的に動詞とはならない「Be動詞」の2つです。

○一般動詞
一般動詞は日本語でも動詞と言われる言葉なので理解しやすいかと思います。
特徴としては

「走る」、「書く」、「する」のように動作を表す言葉
「走」、「書」、「す」のように「う段」の音で終わる
「走った」、「書いた」、「した」のように過去形にできる

この3点を意識すると「一般動詞」を見つけることができるはずです。

○Be動詞
まず基本的に「文」というのは一般動詞が含まれる文か「~です」で終わる文かの2種類しかありません。
「~です」は動作を表す言葉ではないので一般動詞ではありません。
英語では”それなら「~です」を動詞にしちゃおう”→”「一般動詞」とは違うから「Be動詞」って名前にしよう”というように「~です」を動詞として扱うことになりました。

このような理由で英語には必ず「動詞(一般動詞かBe動詞のどちらか)が含まれる」と言えるのです。

それではちょっと練習問題に答えてみてください。

Q.(英語で)次のうち動詞はどれでしょう?

選択肢

・見る ・食べる
・素晴らしい ・日本人
・サッカー ・する
・旅行 ・~です ・山

答えはこちらをタップ

(※赤色のものが動詞です)
見る ・食べる
・素晴らしい ・日本人
・サッカー ・する
・旅行 ・~です ・山

動詞を見つける・決めるというのは英語において最重要・最優先事項です。
しっかり動詞を見極められるようにしておきましょう。

目的

次に目的です。目的とはその文の動詞に対して”何を~するのか”の「何を」を表す部分です。
「私は数学を勉強する」
という文をみてみましょう。この文の動詞は一般動詞である「勉強する」ですね。何を勉強するのか?「数学を」勉強するのでこの文の目的は「数学を」となります。

Be動詞の場合、「~です」と訳しますが、「~」に入る部分が動詞となります。
「私は日本人です」
という文の動詞は「~です」~にはいるのは日本人。目的は「日本人」だ。という流れになります。

また、この文は主語が「私は」、動詞が「です」・・・ここで質問してみましょう。
質問「『です』って言うけど”何です”なの?」
回答「【”日本人”です】だよ」
このように一般動詞と同様に、動詞に対して”何を?/何ですなの?”と問いかけたときの答えが目的となるのです。
※ただ、正確に言えば、一般動詞の後には目的語が来て、Be動詞の後に来るものは補語といいます。
 目的語と補語の違いについては後々学ぶので最初のうちは(私の授業では)目的語と補語をひっくるめて「目的」と言うといった認識でOkです

一般動詞の場合は「何を」するのか?Be動詞の場合は「何」ですなのかを考えれば目的を導くことができます。

それでは練習として次の文の目的を探してみましょう。

練習問題

次の文の「目的」にあたる言葉は?

①私はテニスをする

②あなたはテレビを見る

③私は13歳です

④彼は手紙を書く

⑤彼らは私の友達です

答えはこちらをタップ

(※目的部分は赤くなっています)

①私はテニスをする

②あなたはテレビを見る

③私は13歳です

④彼は手紙を書く

⑤彼らは私の友達です

個人的には「目的」が一番解りづらいと思っています。
ただはじめでも書いた通りこの「主語-動詞-目的」をしっかり理解することで英語そのものの理解度を一気に深められると私は思っています。

ぜひこの記事を参考に確認してみてください。

さいごに

以上、『学びは遊びの【中学英語】徹底解説 #0-1/まずは英文の構造「主語・動詞・目的」を覚えよう~準備と基礎~』について解説いたしました。

次の#0-2では主語-動詞-目的の並びについて、また日本語の文との違いについて解説していきます。

主語-動詞-目的の理解は英語ぞのものの理解に大きく繋がります。

しっかりマスターしておきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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