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この漫画を読んでほしい!【BADON】訳ありな男たちの再生・夢・絆を描いた物語/男性のカッコ良さが詰まった作品

今回”この漫画を読んでほしい!”で紹介するのはオノ・ナツメ先生の【BADON】です。

この作品はオノ先生の代表作『ACCA13区監察課』の世界観を引き継いでいる作品です。
※(今のところ)世界観だけを引き継いでいるだけなので『ACCA13区監察課』を未読の方でも何の問題もなく楽しめます。
現在のところストーリーの展開は全く異なり【BADON】は4人の元受刑者の再生と絆を描いた群像劇となっています。

とにかく作品の雰囲気・セリフ回し・キャラがおしゃれでカッコよく30代男性の私には憧れのようなものを抱かせる作品でもあります。
オノ・ナツメ先生はこの【BADON】をはじめ、他の作者には出せない世界観や味、雰囲気を持った作品を数多く手がけています。

この記事では【BADON】の基本情報おすすめポイント私イチオシのオノ・ナツメ先生について を紹介していきます。

【BADON】基本情報

作者オノ・ナツメ
掲載誌月刊ビッグガンガン
巻数既刊6巻(2023年1月時点)
連載期間2019年1月ー連載中
あらすじ

煙草が高級で富裕層の嗜むものとされている世界ー

過去と決別したい者・嫌われ者・群れるのを好まない者・お調子者、4人の受刑者が刑務所内で出会い意気投合した。
彼らは罪を償い出所したら都会・BADON(バードン)でやり直すことを誓い合う。

何をするかは問題ではない、まっとうな道を歩めれば。
前科者ということもあり、本来は富裕層の嗜みである煙草にもそれなりに縁がある。
4人が再起をかけるために選んだのは「高級煙草店」。

大都会BADONでたくさんの人々と出会い、助け、助けられ、支えあいながら高級煙草店PRIMIERAと4人の物語は進んでゆく。

前科者4人の絆と再起、BADONでの出会いを描く群像劇の開幕ー

巻数:既刊6巻(2023年1月時点)

【BADON】おすすめポイント①人生の再スタートを誓う男たちの日々の戦いと日常に惹かれる作品

【BADON】という作品はキャラが戦ったり、異能力を持っていたり、大きな事件やドラマがあったりといった大きな展開はありません。

前科者たち4人が、人生をやり直すために仲間と高級煙草店を経営していく物語です。
それに首都で大都会のBADONでの数々の出会いがストーリーに広がりを加えていきます。

大きな事件やドラマはないと言いましたが、日常に起きるようなちょっとしたハプニングや登場人物それぞれにまつわる多少のドラマが丁寧に描かれていきます。
それは日常であり、再スタートを懸けた戦いであり、仲間や出会った人々との絆であるのですが、読み進めていくうちに厚みが増し、気づいたらその世界観にどっぷりハマっているといった作品なのです。

また、就職や転職など人生の転換期にある人にとっては勇気をもらえる・共感できる作品ではないかなと思っています。
女性ファンも多い作品です。作中には本当に魅力的な男性が描かれているので女性読者にはぜひ推しメンを見つけていただきたいですね。

【BADON】おすすめポイント②セリフのい言い回し・絵柄とおしゃれな世界観が魅力

【BADON】の世界観に深みを与えているのは積み重ねられていく出会いやドラマだけではありません。

★登場人物たちのセリフの言い回しがおしゃれで紳士で魅力的
★ヨーロッパ風で無駄のないの絵柄
この2点も【BADON】という作品の深み・厚み・魅力の大きな要素となっています。

下記でオノ・ナツメ先生の来歴について簡単に触れますが、イタリアへの留学での経験がオノ先生の作風に大きく影響しているんだなぁと感じています。
特に【BADON】はオノ先生の作品の中でもイタリアの雰囲気をまとった作品となっています。

個人的にはメインキャラクター4人の中の一人、リコ・ダイスの言い回し・まとっている雰囲気がイチオシです。

オノ・ナツメ先生

自称漫画好きの私ですが、オノ・ナツメ先生はほとんどの作品を読んでいてファンと呼べる存在です。
そんな特別なオノ先生の作品【BADON】を紹介したので、今回はオノ先生についても少し紹介させ頂こうと思います。

高校卒業後、2001年に10ヵ月のイタリアへの留学を経て、2003年後にウェブコミック雑誌『COMIC SEED!』11月号に掲載の「LA QUINTA CAMERA」でデビューを果たします。
2005年の「リストランテ・パラディーゾ」で注目を集め、「さらい屋 五葉」「COOPERS」「つらつらわらじ」「ふたがしら」「ACCA13区監察課」など人気作を連載。

ヨーロッパ(イタリア)や江戸時代を舞台とした作品を中心に手掛けており、別名義(basso)でボーイズラブ作品も描いています。

眼鏡好きを公言しているオノ先生ですが、沖縄サミットの時来日していたイタリア首相ジュリアーノ・アマートの老眼鏡姿に一目惚れをしたのだそうです。
そこから、老眼鏡姿の壮年男性が作中に多く登場するようになるのですが、さきほどオススメした【BADON】の登場人物リコ・ダイスもおそらくこの人物がモデルになっているのだと思います。

渋い・アダルトな・おしゃれな・紳士的な男性を描いたらオノ先生以上の漫画家はいないんじゃないかと思わせるほど魅力的な男性像を描く先生です。
女性にはもちろん、男性にも”カッコいい”と思わせる登場人物・作品が多いので、この記事をよんで少しでも気になった方はぜひチェックしてみてください。

オノ先生は現在(2023年1月時点)も3つの連載作品を手掛けています。

オノ・ナツメ先生連載中作品

■『僕らが恋したのは』(Kiss)
■『BADON』(ビッグガンガン)
■『THE GAMESTERS-ザ・ゲームスターズ-』(モーニング・ツー)


どれも面白い作品なのでぜひチェックしてみてください。

さいごに

以上、『この漫画を読んでほしい!【BADON】訳ありな男たちの再生・夢・絆を描いた物語/おじさんのカッコ良さが詰まった作品』について紹介いたしました。

訳あり男性たちの再生と絆、過去との決別を描いた【BADON】。
人生の転換期を迎えている男性や、カッコいい男性を描いた作品を読みたいといった方にぜひお勧めしたい作品です。

また作者のオノ・ナツメ先生は他にも魅力的な作品を数多く手がけています。
【BADON】を読んで面白いと思った方にはぜひ他の作品もチェックしてもらいたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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