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雑学

なぜお腹が空くとお腹は鳴るの? お腹の鳴る理由/お腹が鳴るのを止める方法は?

こんにちは。

大事な会議、学校のテスト中、デート中、お腹が鳴ってしまって困った・恥ずかしい想いをしたという経験を持つ方は少なくないでしょう。

お腹が鳴ってしまう最も大きな理由の一つが空腹ですね。漫画やアニメ、お芝居、コントなどでも空腹を表現する際に「ぐぅぅぅ」という音で表現するのはもはや当たり前ですよね。

でもよくよく考えてみるとお腹が空くと何故お腹が鳴るのか不思議に感じませんか?

食後、食べたものを消化する際に音が鳴るのは“あぁ胃が仕事してくれているんだなぁ”と理解できます。

でも、空腹時は胃も仕事していないのでは?仕事していないのに何で音だけ鳴るんだ?ちょっと気になり始めてモヤモヤしたので調べてみました。

以下、「お腹の鳴る理由」・「お腹が鳴るのを止めることはできるのか」について紹介していきます。

空腹時にお腹が鳴る理由・仕組み

空腹時には「空腹期伝播性強収縮」によって腹鳴(お腹が鳴ること)が引き起こされます。
…難しくて何を言っているのかわかりませんね。

簡単に説明すると「胃の中のゴミを十二指腸や小腸など次の消化器官へ押し出すために、胃は強く波打つ。その際に音が鳴る」ということです。

Abdomen Intestine Large Small - bodymybody / Pixabay

空腹時にも胃の中には食べ物の残りカスなどの言わば“ゴミ”が残っています。
ゴミが残っていては最近などが繁殖したり、次の食物の消化の妨げになるなどの悪影響を及ぼします。
そのゴミを排除するため、胃は自らグネグネ動いて次の消化器官へゴミを推し出すんです。胃の掃除ですね。

空腹時、胃は消化の仕事が無いからといって休んでいるのではなく、自ら掃除をして次の仕事へとしっかりと準備をしているのです。意外と有能ですね。

ですから「空腹時にお腹が鳴る」というのは当たり前で健康の証なんです。
逆にお腹が鳴らない時には注意が必要なようです。

お腹が鳴らないということは胃がゴミを掃除できていないということです。お通じやガスが溜まっている可能性があります。
また、胃の収縮はモチリンというホルモンの分泌が影響しているそうなのですが、ホルモンバランスが崩れモチリンの分泌が抑えられてしまっている可能性もあります。

ちょっと恥ずかしい腹鳴ですが、胃が正常に活動している証でもあります。気にしすぎる必要はありません。

空腹時にお腹がなるのを止める方法はあるのか?

いくら空腹時にお腹が鳴ることが健康の証とはいっても、大事な会議中、テスト中などどうしても腹鳴を回避したい時はありますよね。

お腹が鳴るのを止める方法はあるのでしょうか。

結論から言うと空腹時の腹鳴を止めるには空腹でなくすことしかありません。
胃の掃除は空腹時に行われるので、胃にゴミではない内容物があれば掃除は行われません。
当たり前のことかもしれませんが、胃に掃除をさせなければ音は鳴りません。

腹鳴を止める方法として、「大きく息を吸い込む」「お腹をさする」「背筋を伸ばす」など、いろいろな方法を耳にしますが、学術的に裏付けを持つコレだ!といった方法は確立されていないようです。
できることであれば、大事な会議やテストの前などは空腹にならないよう胃に何か入れておくのがベストですね。

ただし、急いで食べて胃を活発にさせたり体内に空気を多く取り込んでしまうと、それもまた腹鳴に繋がります。早食いには注意しましょう。

最後に

以上、『なぜお腹が空くとお腹は鳴るの? お腹の鳴る理由/お腹が鳴るのを止める方法は?』について紹介いたしました。

お腹が鳴るのって本人は結構恥ずかしいですけど、他の人のお腹の音ってほとんど気にならないものですよね。

芸能人の生配信などで、お腹が鳴ってしまっても“かわいい”とか“お茶目”なんて言われてマイナスイメージになることはほとんどないかと思います。

自分が思っているほど周囲の人は気にもしていないし、お腹が鳴るのは正常に機能している証なのだから恥ずかしがる必要なんてないのかもしれませんね。

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