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この漫画を読んでほしい!【予知視】数秒先の未来を予知できる眼を持つ少年が主人公のハイスペックサスペンス/グロいの?

今回”この漫画を読んでほしい!”で紹介するのは「ズズズキュン!」で連載中、滝智次郎の【予知視】です。

本作は少し先の未来を視ることができる「予知視」という異能力を題材にした作品なのですが、能力発動ルールなどの設定が細かく作りこまれていてかなり読み応えのある作品となっています。

また、一族の権力争いの中で描かれる駆け引きやヒューマンドラマも重厚に描かれているのでサスペンス作品好きの方には是非読んで頂きたい作品です。

この記事では【予知視】の基本情報おすすめポイントここまでは読むべきというポイントグロい作品なのか?について紹介していきます。

記事内容は執筆時点の情報です。詳細は各書店へ進んでご確認ください。

【予知視】基本情報

作者滝智次郎
掲載誌ズズズキュン!
巻数既刊12巻
連載期間2017.06~連載中
あらすじ

■第一部
大学生の主人公・葦原照彦は高校生の頃から数秒先の未来を予知する能力を手にしていた。
その能力は自分の言動に対し、どんな未来が待っているか視えるというもの。
例えば自分がこう言ったら相手からどんな反応が返ってくるかということが見えてしまうのだ。

ある日、照彦の能力はバグを起こし、目の前の人物の「死の未来」が強制的に視え、それが現実となってしまった。

能力のバグに怯える照彦の前に予知能力について知る友人が現れるー。

 

おすすめ!


■第二部
勝江由理恵は「予知視」を持つ一族の一家の娘。
由理恵は10分先の未来まで視える協力な力を持っていたため、父から日々過酷な訓練を強いられていた。

ある日、つかの間の休日に偶然見かけた服屋で”一族”の門田由人と出会う。

由人は能力が弱く、幼い頃から能力増強の実験を繰り返し施された。
そんな運命から逃れたく家を飛び出た由人だが、実験の途中で判明した特殊な体質が原因で一族から追われることとなる。

過酷な運命を辿ってきた由理恵と由人の戦いが始まるー。

【予知視】おすすめポイント①
能力の設定が斬新で緻密

【予知視】で描かれている能力は眼を媒体にして、”数秒先の能力を視ることができる”というものです。
ネット上のレビューなどを見てもこの能力設定に興味を持ち作品に入っていった方が多いという印象です。

その他、相手に幻覚を見せることのできる能力、過去を見ることのできる能力と能力が派生し、パワーアップしてしていきます。

第一部では急に能力に目覚めた青年、そしてその青年が持つ本当の能力の意味と謎が中心に描かれています。

第二部では幼い頃から強い眼を持ち期待され育てられた少女と、平凡ながら特殊な能力を持つことから組織に狙われる青年を中心に、眼を持つ一族の権力争いや一族の在り方について描かれています。

予知をすることができるなら、どんな未来を創ることもできるし、戦闘でも万全の対策を講じてのぞむことが可能なんだから負けることないじゃんー
と考えるところですが、眼の能力の発動時間・範囲・眼そのものを媒体とする必要があるなどの細かいルール設定が存在するおかげで予知視は絶対的存在ではなく、あくまで戦闘や駆け引きの武器の一つとなっています。

しっかり設定とルールが作り込まれているので、予知視の能力を持った者達のバトルや駆け引きにぐいぐい引き込まれていく作品なので、あらすじを触って少しでも興味を持ったらぜひ読んでほしい作品です。

【予知視】おすすめポイント②
能力以外の駆け引き・権力争い・人間関係などの要素も重厚

【予知視】は能力だけでなく一族の権力争いや、恋愛・家族・同志と様々なヒューマンドラマなども重厚に描かれています。

また、人間の醜い部分や、いやらしい部分もリアルに描かれています。

第一部の主人公はなかなのクズっぷりをしていたり(それが下記にあるネガティブ意見にもつながるのですが、、、笑)、
能力開花のため子どもに虐待まがいの教育を強いたり、
能力の弱い者、持たない者を虐げたり、
なかなかリアルなクズがたくさん出てきます。

もしこの予知視の能力を持つ者がいるとしたら、こんな最低な使い方をする人、能力開花や能力強化に取り憑かれ周りが見えなくなる人も多いだろうなぁ。自分に能力があったらどうだろう…ー

といろいろ妄想も膨むことで、感情移入もでき、どんどん作品の世界観に引き込まれていきます。

また、一族トップの権力争いも能力を踏まえた駆け引きが重厚に描かれているのでかなり読み応えがあります。

【予知視】とにかく第二部の導入までは読むべし

【予知視】は現在のところ、第一部と第二部に分かれてストーリーが進んでいます。

個人的には第二部からがこの作品の本番だと思っています。
第一部ももちろん面白いですが、
・第一部はある一人の能力を持つ人物についての物語
・第二部は二人の中心人物を中心に一族全体の物語
というような感じで第二部は、より壮大な物語になっていてどんどんと入り組んでいきます。

サスペンス作品好きの方にはぜひ第二部以降の展開を味わっていただきたいです。

上記で紹介した一族上層部の駆け引きなども第二部からのストーリーです。

また下記に【予知視】に対するネガティブな評価について紹介していますが、このネガティブ評価に繋がっている要素はほとんどが第一部のものです。
第二部からの主人公となる少女と青年はクズ要素は持ち合わせていません。
不遇な境遇に置かれた2人の懸命に生き、支え合う姿が描かれているので応援し、感情移入しながら読める展開になっています。

ストーリー展開的にも盛り上がり、ネガティブ評価に繋がる要素も(ほとんど)排除された第二部からの面白さは第一部で断念してしまった人に”もったいない”と思えるほどのモノだと私は言いたいです。

【予知視】ネガティブ評価
グロい? エロい? 主人公がクズ?

ネット上の【予知視】の評価を見てみると、斬新な設定と先が読めない展開で読の心を掴み、上々の評価を得ているという印象を受けます。

中には、肌に合わないと言った評価もあり、その主な理由は次のようなものです。

この作品のファンとしてはそこを乗り越えて特に第二部以降を読んでもらい気持ちが強いのでそれぞれの意見に一言添えさせていただきます。

主人公がクズ過ぎて共感できない


ーはい。確かに第一部の主人公・葦原照彦は自分の性欲のために能力を使ったり、元カノに対する態度は酷いものです。
ただ、第二部からのメインキャラである、勝江由理恵と門田由人は真っすぐなで気持ちの良い青年です。物語はかなり早い段階(特装版3巻の途中)から第二部に突入します。
ぜひとも第二部まで読んで頂きたいです。

無駄にエロシーンが多い


ーはい。私もそれは感じました。が、これも第二部に突入すると”少なく”なります。
全く無いという訳ではありませんが、(個人的には)少なくとも無駄なエロシーンはほぼ無いと言えるでしょう。

グロいシーンが多く怖い


ーネガティブ評価の最も大きな要因はこのグロく怖いかなという印象です。
第一部の序盤でいきなりゾッとする描写が出てくるのでインパクトが強いのは確かです。
ただ、頻度で言えばそんなに多くは無いですし、第二部に突入するとほぼありません。

と一言そえてみると、ネガティブ評価に繋がる要因はほとんどが第一部にあると言えます。
ただそのネガティブ評価も、人間の醜さ・リアルさがあるいうポジティブ要因として捉えている人(もちろん私もその一人です)もいて表裏一体です。

そして第二部では作者の滝智先生がネガティブ評価を意識して作風を変更していったかと思うほど、ネガティブ評価の要因は激減しています。

前項の「【予知視】とにかく第二部の導入までは読むべし」に繋がりますが、ストーリーが入り組んでいき、ネガティブ評価の要因が取り除かれた第二部以降まで是非読んで頂きたいです。

さいごに

以上、『この漫画を読んでほしい!【予知視】数秒先の未来を予知できる眼を持つ少年が主人公のハイスペックサスペンス/グロいの?』について承知いたしました。

異能力もののサスペンスですが、設定やルールもしっかり練られている作品なので、異能力系やSF系はちょっと苦手という方にもぜひお試しいただきたい作品です。

特に第二部からの盛り上がりは読む手が止まらなくなるのでこの記事を参考に第二部まで読み進めていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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