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この漫画を読んでほしい!【左手のための二重奏】亡くなった天才ピアノ少女が不良少年の左手に憑依!?アニメ化待望の声も

今回”この漫画を読んでほしい!”で紹介するのは紹介するのは現在少年マガジンエッジで連載中の松岡健太先生による【左手のための二重奏】です。

不良少年の左手に事故で亡くなった天才ピアノ少女が憑依するという思い切った初期設定なのですが、その設定を活かして描かれている「ピアノを通しての人間模様」「主人公のピアニストしての・一人の人間として成長」がとても魅力的で一気に世界観に引き込まれる作品です。

人間模様や情熱・成長がメインで描かれているので、ピアノに関する専門知識が無くても何の問題もなく楽しめる作品です。
事実、私はピアノに関してズブの素人ですがどハマりしています。

また【左手のための二重奏】はアニメ化を望む声が多く見受けられる作品です。

この記事では【左手のための二重奏】の基本情報おすすめポイントアニメ化待望の声について紹介していきます。

【左手のための二重奏】の基本情報

作者松岡健太
掲載誌少年マガジンエッジ
巻数既刊5巻(2022年5月現在)
連載期間2020年4月16日に第1巻発売
あらすじ

荒んだ家庭環境のもと育ち、夢や目標を持たない中学生の主人公・的場周介(まとばしゅうすけ)。

ある日、同じ中学校に通う天才ピアノ少女・夕月灯(ゆづきあかり)の演奏を校内演奏で耳にする。
笑顔で演奏する灯に少し苛立ちを覚えた周介。

周介はひょんなことから灯の夢の話やピアノの話を聞くことに。
”イラつく”と思いつつも、好きなことに打ち込んでいる灯や素直で率直な性格の灯に惹かれはじめている様子を見せるが…
なんと二人にトラックが突っ込み、灯は亡くなり、周介は左手が動かなくなってしまう。

事故とはいえ、一緒にいたのが不良少年であったため、周介はあらぬ中傷を受ける。
本人も夢も希望もある灯の命を奪てしまったと自分を責め、自ら命を絶つ決心をする。

そんな周介の動かなくなった左手が急に動き出し、灯の声が頭の中に響いた。
なんと周介の左手に亡くなったはずの灯が憑依したのだ。

左手には灯そのものが宿り、もちろんピアノの技術も灯のそれ。
右手は素人・左手は天才というちぐはぐピアニストが誕生した。

周介(右手)は左手の灯のためにピアノを始めるが、これまで生きる目標のなかった周介本人もピアノにどんどんのめり込んでいく。
二人(?)のピアニストの成長と彼らを取り巻く人々のヒューマンドラマがここに!

【左手のための二重奏】アニメ化が望まれる訳

この【左手のための二重奏】、ファンの間ではアニメ化を望む声が非常に多く見られます。


このようにアニメ化を望む声が多い大きな理由は「”音”込みで見たい作品である」という点でしょう。

音楽をテーマにした作品は映像化ととても相性が良い作品と言えます。

ただ、作中で使われているオリジナル曲を映像作品で表現する場合、”イメージしていた曲と違った”と感じるファンが多かれ少なかれでてきてしまいます。
その点、【左手のための二重奏】で登場する曲はショパンやラフマニノフといった作曲家の作った名曲たちです。
イメージと違うというマイナスポイントがありませんね。

また、実写化の声もちらほら見られますが、圧倒的にアニメ化を望む声の方が多くなっています。
これは、初期設定が関係しているのではないでしょうか。

灯は周介の左手に宿る幽霊のような存在です。作中では周介だけに見えるという前提でその容姿は描かれていますが、これを違和感なく実写化で表現するのは難しいと思われます。
非現実的な要素が多い作品を実写化する場合、違和感があったり、安っぽく見えてしまうことも多々ありますよね。

この辺りが【左手のための二重奏】にアニメ化待望の声が多い理由だと考えます。

おすすめポイント①専門知識なしでも入り込める世界観

先述にもありますが、【左手のための二重奏】はピアノを通した人間関係や、ピアノに対する情熱、成長といった要素がストーリーのメインとなっています。

ピアノ素人からどハマりした私からすれば作品を楽しむために必要な予備知識は一切ないといえます。

ジャンルで言えば”青春モノ””成長物語”といったところでしょうか。

ピアノに関して全くの素人である不良少年がピアノにどんどんのめり込んで成長していく過程はどこか『SLAM DUNK』に通ずるものがあります。

最近では年齢を重ねたせいもあるのか、サスペンス・ミステリー・ダーク系のジャンルを読むことが多くなってきました。
そんな中、【左手のための二重奏】は久々に「青春熱血モノ」で”コレだ!”と思わせてくれた作品です。

私のように久々に”熱さ”のある作品を読みたいという大人の読者にもぜひお勧めしたい作品です。

おすすめポイント②丁寧なキャラ設定

【左手のための二重奏】のその世界観への引き込む力となっている大きな要因は「丁寧なキャラ設定」にあると思います。

この作品に登場するキャラクターはそれぞれがキャラ立ちしていて、魅力ある人物が数多く登場します。
”このキャラクターなら確かにこう答えるだろうな・こういう行動に出るだろうな”と感じる場面が多いんです。

それは決して「お決まりのパターン」といったものなどではなく、それぞれのキャラクターが丁寧に創りこまれているからこそ感じるのです。

こういった丁寧なキャラ設定のおかげで一層感情移入することができ世界観に深く引き込まれていきます。

個人的に良い作品の一つに『主人公以外に人気の・魅力的なキャラが多い』があげられると思っています。
良い作品はキャラクターの人気投票をすると主人公以外がトップを獲っているなんて印象ありませんか?
【左手のための二重奏】はまさにこの条件に当てはまる作品だと言えます。

おすすめポイント③”自分もやってみよう”と思わせてくれる作品

魅力的あるキャラクター達の心打つ言動の中でも主人公・的場周介のピアノに懸ける情熱は特に胸を熱くされます。

はじめは左手・灯のために始めたピアノ。そんなピアノにどんどんのめり込んでいくむき出しの向上心は”自分もとことんやってみよう”という気にさせられます。
ピアノや他の楽器をやっていた方は”また弾いてみたい”という気持ちにさせられるのではないでしょうか。

最近”熱血青春”のようなジャンルから少し離れ気味になっていた私には特に心を掻き立てらる作品となっています。

作中の言い回しもお洒落なものが多く”大人の青春漫画”といったイメージでしょうか。
ぜひこの作品を手にとって胸を熱くしてみてください!

さいごに

以上、『この漫画を読んでほしい!【左手のための二重奏】亡くなった天才ピアノ少女が不良少年の左手に憑依!?アニメ化待望の声も』について紹介いたしました。

最近では音楽をテーマにした”成長物語”のような作品が多くなってきた気がします。
私は学生時代、スポーツ一筋だったので選ぶ漫画も自然とスポーツものが多く音楽をテーマにした作品はあまり手に取ってきませんでした。

この【左手のための二重奏】のおかげで他の音楽をテーマにした作品にも興味が湧いてきました。

何度も言うようですが、私のようなスポーツばかりやってきたピアノど素人でもハマってしまう作品です。
少しでもきになった方はぜひ読んでみてください!

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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