皆さん、洗濯機を回してその回っている姿に見入ってしまったなんてことはありませんか?
私は家事は大嫌いですが、洗濯機が回っている様を見るのが好きなため、洗濯だけは進んでやります。(干し・たたみはやりませんが…)
SNS上には私のように洗濯機が回っている様子をみることが好き、見ていると落ち着くという声が多く見受けられます。
洗濯機の中で洗濯物がぐるぐる回っているのを見ると何故か落ち着く
— ただのユエ (@yuki_or_Dyn1373) March 20, 2019
はらはら落ちる雪を。。。てのはストレス解消に良いらしい。
波や雲、洗濯機の動きを見ていると落ち着くってやつ。
ただ、何も考えず、ぼーっと見るって気持ち良い。— kawaiUko (@UkoKawai) February 11, 2018
洗濯機がぐるぐる回ってるの見ると落ち着くって漫画で読んだけど、確かに落ち着くかも・・・しれない?
— 希緑(キミドリ) (@ayumiayumu) June 3, 2010
似たような声が山ほどありました。
それでは何故、洗濯機が回る様を見ると落ち着くのでしょうか。
この記事では個人的にこの現象について考えていきたいと思います。
あくで個人的な見解になるので、科学的・心理学的な根拠は全くありませんがお付き合い頂けたら幸いです。
洗濯機を見て落ち着くのと暖炉の炎を見て落ち着くのは同じ現象?
SNS上では例えば“暖炉の炎や洗濯機が回るところを見ると落ち着く”というように洗濯機以外にも同様に見ていると落ち着くというモノを挙げている方が多いです。
私が検索した中で、多く目にした「見ていて落ち着くモノ」をまとめました。
- 暖炉や焼却炉などの炎
- 滝や川を水が流れる様子/海のさざ波
- シュレッダー動画
- 布や鯉のぼりが風になびいている様子
- 風車や風見鶏が回っている様子
と、洗濯機の癒し効果に関連ありそうなものを集めました。
他には、「特定のCM」「親の顔」「幼児番組」を見ると落ち着くという意見もありましたが、おそらくこれらは洗濯機の効果とは無関係と思われるので外しました。
暖炉の炎を洗濯機とならべて挙げられている方が最も多かったですね。
ノルウェーのあるテレビ局がただただ燃える暖炉の炎の映像を12時間ぶっ続けで放送したところ、視聴率が20%を超えたという有名なお話もあります。
最近ではAmazonプライムビデオでも暖炉の炎の動画を配信しているようですね。【Amazonプライムは30日の無料体験期間があり、登録・解約も簡単なので気になる方は是非!】
上記の一覧から自然・回転というキーワードが思い浮かびました。
シュレッダー動画に関してはこの2点とは関係ないかもと思われますので、残りの4点で考えてみたいと思います。
自然という点で言うと、川や滝、海などの水の動きや、風車などの風、炎といった自然を視覚的に捉えることで人は癒しを感じると考えることができます。
また、回転という点で言えば、洗濯機をはじめ、風見鳥や風車、扇風機など回っているモノに癒し効果があるとも考えることができます。
もちろん洗濯機や一覧にあるものが、それぞれ別の理由で人に癒しや落ち着きを与えているとも考えられますが、共通点から考えれば自然・回転に癒し効果があると考えることができるのではないでしょうか。
それでは自然や回転が何故癒しを与えるのでしょうか。
自然についてはなんとなく理解はできますよね。
自然に触れて気持ちが落ち着いた、リフレッシュしたなどはよく耳にしますし、体験されたことがある方も大勢いらっしゃるかと思います。
では回転についてはどうでしょう。
回転と考えると解りにくいかもしませんが、回転が描く円と考えるとなんとなく理解できる気がしますね。
円というのは丸みや調和のとれた形という点で癒しや落ち着きを与える効果がありそうですね。丸文字などで考えると解り易いでしょうか。
正直、回転や円が与えるリラックス効果については、これ以上専門的なことはわかりません。
しかし、ふと思いついたのは人間には大昔の習性や習慣の名残が残っているということを聞いたことがあります。
もしかしたら、人が回転や円に落ち着きを感じることも昔の習性や習慣の名残の可能性ということもあるのではないでしょうか。
以下で人間の大昔の習性・習慣による名残と言われているものをまとめてみました。
昔のなごり その1【黒板を引っかく音に耐えられない】
黒板を爪などで引っかく音は嫌いな人が多いですよね。
嫌いというレベルなどでは無く、聞いていられない、身体がよじれてくるという程の方も少なくないのではないでしょうか。
実はあの音が不快に感じるのは大昔の人間の祖先が関係しているという説もあるそうです。
人間の祖先であるサルが仲間同士で”危険を知らせる”ために発していた金切り声が黒板を引っかく音の周波数に近いという説です。
また他のにもサルの捕食者(恐竜など)の鳴き声の周波数に近いため不快に感じるという説もあるようです。
まだ、はっきりとした理由は解明されていないようですが、これらの説が事実であれば、いずれの説にせよ黒板の音を引っかく音を人が嫌うのは大昔の名残ということになりますね。
昔のなごり その2【賢者タイム】
男女が一夜を共ににした直後、男性が急にそっけなくなった、冷たくなったなんて話はよく聞きますよね。
いわゆる賢者タイムというやつです。
これがきっかけで喧嘩になったカップルや、愛されていないと感じたことがある女性も多いでしょう。
ですが、あの賢者タイムもオスの本能の名残と言われています。
人間の祖先であるサルがまだ野生で暮らしていた時代、外敵がいつ襲ってくる状態で性行為を行うことは大きな危険を伴いました。
ですからオスは行為が済むと、“メスや自分を外敵から守らなければ”と本能的に冷静になり、戦闘態勢を整えていたんです。
そのため、行為のあと、冷静になるという流れが名残として身についてしまったと言われています。
賢者タイムは女性を危険から守るためのモノだったようですね。
それで納得できる女性も少ないかもしれませんが…。
まとめ
以上のように人間には大昔の習性や習慣、本能が名残として残っているものが多くあるようです。
洗濯機などの回転しているものや丸いものを見て落ち着くというのも、もしかしたら大昔の習性などの名残なのかもしれませんね。
以上、洗濯機が回る様を見て落ち着く理由につて考えてみました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。