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この漫画を読んでほしい!【IMUM COELI】懐かしさとオリジナリティを併せ持つ王道バトルアクション/~に似てる?

今回”この漫画を読んでほしい!”で紹介するのはLINEマンガで連載中、森田将文先生が描く【IMUM COELI(イムムコエリ)】です。

本作はバトルアクション作品の熱量を持ち懐かしさを感じる王道感もあり、しかっかりとしたオリジナリティも感じる作品です。
加えてその「熱」と「冷」のバランスが絶妙なポイントを突いています。言いたいことが解りにくいかもしれませんが、下記本文で詳しく語っています。

王道のバトルアクション作品が好きだという方はぜひ参考にしてみてください。

この記事では【IMUM COELI】の基本情報おすすめポイント「似てる」「パクリ」という意見もありますが…について紹介していきます。

【IMUM COELI】基本情報

作者 森田将文
掲載誌 LINEマンガ他
巻数 既刊5巻(2024.11時点)
連載期間2023.01~連載中
あらすじ

人々は生活の拠点を地下に置いていた。

地上は虚空華(クラゲ)と呼ばれ、毒液を放ち人々を襲う異形の怪物が蔓延り人の住める世界ではなくなった。

虚空華は人々を襲い命を奪う存在であると同時に肉は食料とされ、生命源である核(コア)は電気などのエネルギーに使われるなど貴重な資源の宝庫でもあった。

人類は資源のために虚空華を狩る必要があったが虚空華は強く残虐。
虚空華を狩るにはそれなりの経験と強さが必要なため、免許制の「狩人」という職業が生まれた。
狩人は3~4人のチームを作り虚空華を狩る。

狩人は人々の憧れの職業ではあったが常に命の危険にさらされていた。

主人公・此処郎(ココロウ)は晴れて狩人となることができたが初めての猟でそこで出会うはずもない巨大な虚空華と遭遇し、自分以外のチームメンバーすべてを失ってしまう。

出没するはずのない虚空華がなぜ突然現れたのか?虚空華と人々との闘いが始まる。

【IMUM COELI】ここがおもしろい!
①王道でありオリジナリティもあり

本作品のテイストを言えば王道のバトル作品という印象でしょうか。

バトル作品の友情・努力・勝利というテーマは作品の端々に感じられ少し懐かしい雰囲気を私は感じました。

それだけではなくストーリー展開やキャラ一人ひとりのバックボーンなどにはしっかりと森田先生のオリジナリティが盛り込まれています。

使いまわされた言い方になってしまうかもしれませんが「懐かしさの中に新しさを感じられる作品」と言える作品になっています。

そして特に強調しておすすめしておきたいポイントは「キャラ一人ひとりのバックボーン・そのキャラのもつ信念や指針、正義がしっかりと定められている」と言う点です。

これは私自身の”良い作品の条件”の一つにそのまま当てはまりもするのですが、【IMUM COELI】のキャラはそれらがしっかりと定められているおかげで一人ひとりがしっかりキャラ立ちしています。

これからストーリーが進むにつれ、それぞれのキャラがどんどん深掘りされていきどんな展開を巻き起こしていくのか楽しみな作品です。

【IMUM COELI】ここがおもしろい!
②「熱」と「冷」のバランスが絶妙

【IMUM COELI】は上述の通り懐かしさも感じるような王道バトル作品の路線で、熱量のある作品です。

それに加え、この路線にしては冷酷で残酷な展開もしばしば見受けられます。

ただ、(スイカに塩をかけるように)しっかりとその「冷」の部分が「熱」の部分を際立たせていて感情を揺さぶられる作品となっています。

ここ近年の人気バトル作品はこの「熱」と「冷」のバランスが肝になっているというのが持論ですが、【IMUM COELI】はまさにその絶妙なポイントをついているという印象を受けます。

冷酷で残酷な展開がしばしば見受けられると先ほど言いましたが、森田先生の少年漫画よりのタッチもあり描写的には「怖い」とか「グロすぎる」ということはありません。
(もちろん冷酷な展開と紹介していますしゾッとする程度の描写はありますが)

【IMUM COELI】〇〇に似てる!という声も多少ありますが…

連載されているLINEマンガのコメ欄に「〇〇に似てる」「××のパクリだ」みたいな声が少なからずありましたが、それを受けて独り言…。

これは個人個人意見が分かれるところとなる部分かと思いますが、私としては【IMUM COELI】はパクリなんかではなく、様々な名作をオマージュしている作品という印象を受けました。

初期設定やストーリーの端々に確かに他作品の匂いを感じる部分はありますが、森田先生の敬意を感じる・ストーリーの本筋、展開にはオリジナリティが溢れているので「パクリ」とは言えない。ーというのが私個人の意見です。

絵のタッチも確かに似ている先生もいらっしゃいますが「似ている」だけと言えるでしょう。

漫画家の先生の中には、子どものころに好きな漫画と出会い、憧れ、自分もそんな漫画を描いてみたいと漫画家を目指したという経緯の先生がごまんといるでしょう。
そうなれば参考にする設定や似ている絵のタッチなんて当たり前のように出てくるものではないでしょうか。

他の先生の影響を受けたり参考にする=「パクリ」というのはなかなに乱暴な意見ではないかなと思ってしまいます。

確かに悪意を持った「パクリ」と感じる作品もあります。ただちょっと似ている部分があるだけで「パクリだ!」「オリジナリティがない!」と非難するのは辞めてほしいなぁと悲しくなったので独り言として呟かしていただきました。

さいごに

以上、『この漫画を読んでほしい!【IMUM COELI】懐かしさとオリジナリティを併せ持つ王道バトルアクション/〇〇に似てる!?』について紹介いたしました。

懐かしさを感じる王道感と森田先生ならではの展開と描写が感じられる本作品、ぜひバトルアクション作品・ジャンプ黄金期の作品が好みの方には読んで頂きたい作品です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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