映画【バック・トゥ・ザ・フューチャー】
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は1985年に公開されたアメリカのSF映画です。
監督はロバート・ゼメキス、主演をマイケル・J・フォックスが務めました。
公開当時アメリカでは「フューチャー現象」と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットを記録し1989年にはPART2、1990年にはPART3が公開されました。
もともとは1作目で完結する予定でしたが、ビデオ化された際のラストシーンに劇場公開時にはなかった「TO BE CONTINUED...」のテロップがジョークのつもりで入れられ、これに続編を希望する声が多く寄せられたため急遽シリーズ化されることとなりました。
同じく日本でも大ヒットを記録し、地上波でも何度も放送されている作品です。
この「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ全3作が金曜ロードSHOW!の「みたい映画リクエスト」第2弾として3週連続で放送されます。
放送日程
- 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」6月12日21:00~22:54
- 「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」6月19日21:00~22:54
- 「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」6月26日21:00~22:54
3週にわたって全3作を一気に観られるのは嬉しいですね。
30年以上前の作品ですが、往年のファンはもちろん、若くこの作品を観たことがないという方にも是非観てもらいたい作品です。
さて、以下では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の見どころ等を紹介いたしますので、参考にしてみてください。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の見どころ
まずは何といってもぞの超SF設定が魅力でしょう。
現実的かという話はおいといて、プルトニウムを使用してド派手なスポーツカーをタイムマシンに仕上げるなんて、男の子の好奇心を掻き立てる絶妙な設定ですよね。
男の子に限らず、大の大人でさえ忘れていた少年の頃の無垢な好奇心を思い出させる設定ではないでしょうか。
その設定を充分に生かすスポーツカー「デロリアン」のカッコ良さ、タイムスリップ時の迫力はこの作品の見どころの一つです。
またストーリーもタイムリープものでは割と王道と言えるかもしれませんが、ありきたりという感じはなく、”まさに王道”と言った展開で退屈させません。
タイムマシンで過去の世界へ行き、若き両親と出会うことで生じる矛盾や危険を上手に描いています。
そして個人的には主人公マーティとその友人でタイムマシンを生み出した科学者ドクの友情には感動させられました。
まさにSFの王道といった作品ですが、“ヒューマンドラマ”の要素も多く見終わった後に温かい気持ちになれる作品でもあるように感じます。
また、作中で主人公マーティが憧れる車としてトヨタのハイラックスが登場するのですが、これがまたカッコ良いんです。
その他にも日本の名車が登場します。車好きの方にも堪らない作品ではないでしょうか。
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」の見どころ
PART2では未来へとタイムスリップをします。
今回は未来の自分の息子を危機から救うためにタイムスリップすることになるのですが、最悪の事態を呼びます。
未来の人間がタイムスリップの事実を知り、私益のために悪用してしまうのです。
そのせいで現代の家族たちにも不幸を招き、この事態を解決するため動き回ります。
タイムマシンが実際にあったら、私益に走りたくなる気持ちはわかりますよね…。
さて、この昨品は1989年に公開ましたがマーティが向かう未来の設定は2015年です。
今となってはその未来もすでに過去になってしまいましたね。
1989年から見たら26年も先の未来です。
妄想や期待は膨らみますよね。
作中で描かれている未来に現代が追いついているか見比べながら鑑賞するのも今だからこそできる楽しみ方ですね。
そして実際の2015年には作中の未来に登場する企業などが、未来の道具を実際に発表するなど映画をもとにした企画や商品発表を行いました。
その一つがNIKEの靴紐自動調整スニーカー“マグ”です。
↓↓これが実際の商品ですが、作中のモノとは少し差があります。実際にTV放送で確認してみてください。
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」の見どころ
PART3では1作目よりさらに昔へタイムススリップします。
1作目が両親の若き時代、PART3は祖父の若き時代です。
この作品では過去に飛ばされ死んでしまった友人のドクを救い未来へ共に帰ることがミッションとなります。
しかし思わぬ事態が...ドクは過去の世界で生きる女性と恋に落ちてしまいます。
命を狙われるドクの救出、ドクの恋路、科学技術も発達していない大昔からの帰還、そらぞれの展開がしっかり噛み合って終始退屈させることなくストーリーは進みます。
シリーズ最終作ということもあり、作品ラストにも要注目です。
タイムスリップすることもなく現代を生きる私たちに向けられたともとれるメッセージが含まれています。
まとめ
以上、地上波TV放送が決定している「バック・トゥ・ザ・フューチャー」について紹介させていただきました。
SF映画の金字塔ともいえる大ヒットシリーズを全作一気に観られるのは嬉しいですよね。
30年以上も愛され続けている「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のTV放送を楽しみに待ちましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。